「御伽」を含む小説

シンデレラは将来自分のレストランを開くことを夢見ていた。 だからシンデレラは魔女にお願いして舞踏会の開かれるお城へ。舞踏会で出される料理を作る、お城の厨房へと連れて行ってもらうの…

“女の子” その特別な存在が“夢”をみたなら、“恋”をしたなら… きっと小さな物語は生まれる…。

　およそ半世紀前に何かが狂った世界。 　御伽噺は単なる技能に成り下がった。 　空をヒーローが舞い、地をサイボーグが駆け、開かれた魔術結社が今日も新たな魔術師を生み出していく。 　…

諦めるな！あがけ！走れ！　校了＜デッドライン＞ぎりぎりまで――！ 胡散臭い記者・ツキシマ（31歳・異世界人）のカメラレンズを割った、平凡な女子大生・春日（19歳・日本人）は修理費…

一人の孤独なおとこが、ロボットを作った。どこにでもあるようなお話。

～始めまして、この御伽噺は目の見えないNと、本が好きなボク、Sの何気無い会話を噺にしたものさ。 　この噺を書こうと思ったのは、この噺がボク達だけの思い出にするには、あまりに輝いて…

遠い昔の話をしよう。 空の果てから神様が見下ろし、海の底には神様が宿り、地上にも地の底にも神様がいた。

幼馴染のアリスの提案で御伽噺に出てくるモノに似ている時計塔に探検に行くルナ。 御伽噺では死者と話せるというその時計塔でアリスとルナが出会うものとは。 二人の女の子が探検を通じて心…

うら若いわけありの公爵夫人は、きれいに整えた浴室で、人魚姫を飼っておりました。 彼女の嫁入り道具はただふたつ、うつくしい色彩の少年人魚と、それから猫足のバスタブだけ。 抱え込ま…

おじいちゃんが灰慈に花葬りをさせなかった理由は？ ツヅラと灰慈が仲良くなったきっかけは？ 雪乃はあの時何をしていたの？ 灰慈たちはクリスマスどんな風に過ごすの？ 一年後の母の日に…

学校の屋上て飛び降り自殺をしようとした少女の前に現れたのは… 『私、夢先役所人事案内科。通称、夢先案内人の時計兎と申します！』 は？夢先案内人？ 『貴方の願い事は？ …

私は幼い頃こんなお伽話を聞いたことがある 昔とある囚人が死刑執行前に歌った一つの歌 それが今でも語り継がれている話

産まれ持った性質で女性に触れるとアレルギー反応が出てしまい彼を好いてくれる子にすら真面に接することが出来ない少年ツルギ。剣道を心得ていた少年は、家訓の為、周囲からの嫉妬と言う名の…

ゲームのような世界へ迷い込んだキタキツネ。そこでであった冒険者、アライグマとフェネック。彼女たちが織り成す物語が始まる― ※語彙力がない素人が書いた作品なので優しい目で見ていた…

俺の目の前には、まるで地獄のような景色が広がっていた。 水気の一切ない大地に、その大地を徘徊する餓鬼。 川に流れるは、血のような真っ赤な液体。 亡者どもを串刺しにする剣山のような…

まわる寿司屋で寿司を頬張る教師と、その教師について回る女生徒。 ただその掛け合い。 教師……葛乃葉　稲荷(くずのは　いなり) 28歳。 御伽坂高校の司書教諭。 無気力を絵に描い…

ある夏の日。 総司（ソウジ）はゲーセンの帰りにカミサマを名乗る男に出会う。 その男から異世界への転生とチートを授ける代わりに願いを聞いてくれと告げた。 その条件とは異世界にいる他…

王子様はなぜ姉妹の《姉》を選んだのだろう。同じ日に出会い、同じように時を過ごしたのに。たしかに姉は素敵な人だ。――だけど、妹の私だって王子様を好きだったのに。 童話「ゆきしろと…

なぜ始まったかも知らない、そんな戦争があった。 そんな戦場に、なぜ足を踏み入れたかもわからない少年がいた。 そして、少年は出会う。 戦争そのものである、戦争でしか生きられないひと…

林で茸を採るうちに道を失った少女ユンフォアは、迷いさまよううちに見知らぬ屋敷に辿りついた。 屋敷を取り囲むのは無数の花々。茂みに潜む彼女の前で、男は花に口付ける。 彼女が彼と…