「幽霊でません」を含む小説

歳の離れた近所の女の子。いつも俺の後をついて来て、まるで妹みたいに思っていた。 時が流れてお互い少し成長しても、もそれは変わらない。 けれど、それからさらに時が流れたら…… 拙…

十二才で死んだ少年は、今日もふらふらと現世をさまよう。久しぶりの生まれ故郷。チャンネルの合った幽霊。夜の死神。春だった。

　幽霊や妖怪といった見えないモノたちが見える少女、藍花晴香。 　彼女は幼い頃、見えないモノたちを描いた絵を母親に褒めてもらう事が、何より嬉しかった。 　しかしある時、その母親が亡…

感染症による大パニックが収束した五年後。 犠牲者となった仲間たちを幽霊として呼び出そうとするハコネと、それをよく思っていないツガルの話。 なんちゃってSF×オカルト。「おいでよ」…

体が重く大学にもいけない僕は、この状態はもしかしたら「憑かれている」からなのではないかと疑いを持つ。

語り口調で書く、怪談たち。 これはホラーであり、ファンタジーだ。 この作中で起こる事件は、僕らからは何一つ詳しい言及を避けよう。 読者の皆の推測で物語の内実を見つけだすのだ。…

　精魂——それは世界を構成する、力ある精霊たち。 　この世にあまねく精魂の力を借り、尋常ならざる力を扱う者たちを、人は霊媒師と呼んだ。 　 　領場蓮（えりばれん）は六歳の時、交通…

幽霊を見たから休職する。 でも、これが僕の日常さ。 狂ってるのさ。

「これから現れる少女の霊はとても気難しい性格をしています。出現したとしたら、不要に立ったりせずにじっとしていてください。彼女はとあるお題を出します。そのお題を無事にクリアできたら…

作詞をすることになった軽音部の三島啓太。だがサッパリ上手くいかず、浮かんでくる歌詞は恋愛系の暗い言葉ばかり。 だがそこに、同じ軽音部の藤崎藍が現れ、それなら一緒に考えようと提案す…

　カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～ 　４日目のお題『紙とペンと、○○』 https://kakuyomu.j…

夏が終わろうとしている。 小説家の君は、あの日からずっと苦しみ続けている。それなのに、私にできることは何もない。 ――私が××だ、あの日から。 とある身内の交流会で最優秀賞をと…

【あらすじ】 社会人二年目の中西 潤は、二年前に彼女を病気で亡くしたショックから、家に引きこもり恋愛を拒絶していた。 そこに幽霊となった彼女が現れて... カクヨム三周年おめで…

眼鏡をかけている間だけ、幽霊の女の子が見えるようになった。彼女は今日も、僕のお弁当箱からおかずを奪う。 ラブコメってなんでしょうね。甘い卵焼きにケチャップ付けるのが好きです。

短編

二分もかからず読めます。 二分以内で読み切れます。

死んだ兄夫婦が遺したたった一人の姪の将来を守ると誓った主人公は死んで幽霊になってしまう。 しかし幽霊なのに普通の人間のに生活出来る身体を持っていた。 姪の為に日々現実と戦い続ける…

私にはお兄ちゃんみたいな人がいる。近所に住んでいて、とっても優しいあの人。 今日だって、始めたばかりのベースの弾き方を教えに来てくれた。 それはとっても嬉しいけど、いつまでも妹…

遥か昔、伝説の陰陽師によって鍛えられた二つの剣があった。 其の名を破敵剣、護身剣。 破魔の刃を以て魑魅魍魎を討ち滅ぼし、浄化の力を以て幾千人を癒したという。 二つの剣…