「童話ではないかも 童話」を含む小説

童話を好き勝手に改造して生まれたのは私的で詩的ななにかしら。 さて。人魚は何を望むのかしらん？

一人ぼっちだった魔女の話。

周りの言うことをうのみにしていた子豚。見た目が怖い嫌われ者の狼。そんな二匹の短い話。

　クズな人間しかいない森。あまり住人はいない。 一話完結でクズ人間を書いていく。 自戒をこめて ※どの話も短編ですぐにおわりますし、どこから読んでも大丈夫です。

夢の日記。

鳥籠館と呼ばれる洋館があった。 地下に作られたホールでは、新月の夜、妖しげなコンサートが開かれている。 聞こえて来るのは、女の謌(うた)――怪奇的で幻想的な、美しい謌声だった。 …

七人のエディマスは、金貨を探してそれぞれに旅に出る。 童話風のショートショートです。

平凡な男「Ａ」が買ったやかんから、現れたのは『やかんの魔人』と名乗る不思議な美女。 どんな願いも『三つ』までなら何でも叶えると言う彼女の力を使い、地位や財産を手に入れ、あっという…

オリジナル歌詞を紡ぐのです。 詩を書いたりも？

むかしむかし・・・

流れ星に三回お願いしたら叶うって、一体誰が言い出したんだろう？ 「いいこと思いついた。流れ星が消える前にさ、捕まえちゃえばいいんだ。そしたらお願いし放題だよ」 リューとウィル…

とある時代の、とある地方の、その片隅。一匹の怪物が住んでいました。 そんな彼の元を訪れたのは一国の王様。王様は彼に頼みごとをし、怪物はそれを引き受けます。 そして訪れた城で出会っ…

いつも笑顔の彼女は街の人気者。 今日も若草色のドレスの裾を翻して貸本屋さんに出かけます。 だけど彼女には『友達』が一人もいません。 ある日彼女の前に現れた『笑わない』少年。 た…

夜の暗い道に明かりがひとつ 早くおうちにかえらなきゃ 道端に輝く小石がひとつ それを拾って眺めてる 気がつくと辺りは真っ暗闇 急いで走って気を付けて ハンプティダンプティがやって…

雪の女王からインスピレーションを受けて。 鏡の設定がちょっと違うと思いますが、そこはすみません。 テーマは、「許されない大罪を犯した者が許される日はあるのか？」 童話らしく…

昔、ある所に幸福な神様が居ました。 彼女は愛しあう両親の下に生まれ、多くの兄弟姉妹と同じようにこの宇宙の至る所へと旅立ち、そしてある日この青い地球へと降り立ちます。 この呪わし…

短編というか、掌編というか。 その程度の長さの、「ちょっとしたひと時」に読める小説を掲載していくつもりです。 中には詩のようなものや、童話のようなものも載せていく予定ですので、ど…

時は二十一世紀。時代の代表は二つ。 まずひとつ。一周回って到来した犯罪抑止の懸賞制度。“賞金稼ぎ”と“賞金首”。 もうひとつ。幼き日に誰もが夢を見た“空を自由に飛べる翼”。 世…

わたしは、寝ているみんなの夢を覚ますお仕事をしています。 いろんな人の夢にお出掛けするので、不思議なことや楽しいこと、とってもいろんなことがあります。 わたしはまだ小さな子供なの…

娘を連れて耳鼻科に行ったアガットは、そこで紳士的な一人の青年と出会う。しかし不思議なことに、娘が「ねぇなんでお兄ちゃんには羽が生えてるの？」と聞いたのだ。