「短編 不思議」を含む小説

　俺は幼い頃から霊感があり、その才能を活かして有名な退魔師に弟子入して退魔師になった。最近、妖怪退治屋の中で尊い人がいると言う噂が流れ始めていた。何でも、その人が近付くだけで妖怪…

　中学生男子の蓮（レン）は自分の気持が抑えられず、幼馴染に美鳥（ミドリ）に告白する。 　すると彼女はカエル化してしまった。 　同じ部活動の部長である潮汐（ウシオ）にカエル化した美…

会話形式の140字小説です。

お花見にやってきた「私」は、手に日本酒の一升瓶を持ち、上下赤いジャージ姿の美女に出会う。 彼女の言うことには、桜の精がお花見客をさらっているらしい。 そんな与太話を信じず、お花見…

【思い出は常に重なる。どれだけ抵抗しようとしても。】 産まれて死に続ける人の話です。

(6900字の短編) 雪の降る日に出会い…雪の降る日に別れる。美しい彼女は…雪女でした。 小さな雪祭りの夜に出会った美雪は…白い着物を着ていました。彼女の吐く息で凍らせられた夢を…

短編連作。１話５０００字！ ピュアで不思議な小学生ＬＯＶＥ！ 超自然的純愛ストーリー！ ぼくの名前は、原田太郎。 フツーの小学５年生だ。 夏休み明けのある日、ぼくはどこからか…

主人公である野辺真央人（のべまおと）は高校生でありながら、アルバイトを掛け持ちしていた。ある日、見つけた高額収入のアルバイトに応募した彼だったが、そのバイト内容が「ダンジョンの探…

　ある日、世界から全ての猫が姿を消した。その理由は分からない。猫が好きだけど猫に嫌われていた俺もまた、この事件に心に痛める。そうして、こんな事態になった理由に心当たりがあった俺は…

私たちは、なぜこんなにも走っているのだろう

あるおじいさんが死に、その親族が葬儀場へ集められた。 彼らは葬儀社の男に案内され納棺の儀に向かうが、安置室を通り過ぎる男の後ろ姿をみな不思議そうに見る。 ある者が尋ねた。「安置室…

　とある街でおうち時間を満喫するケンジの趣味は暗号解読。その日も彼は暇に任せて暗号を解読していた。絶対解けない暗号と言うサイトを見つけたケンジは腕試しにその暗号を解読する。 　す…

自主企画『【三題噺 #65】「幸福」「作業」「破裂」』の為に書きました。少し不思議なお話。人に幸福をもたらす金色のカエル。でもそれにはある制限があった……

　のどかな地方都市に住む普通の女の子、あいすは魔法少女に憧れる１４歳。彼女は助けたトリにお願いして魔法少女にしてもらう。ただし、才能がなかったために最初は変身も出来なかった。 　…

深夜の霧に包まれた街、霧雨市。そこは静寂と秘密が交差する場所。一人の女性、美月がこの街に足を踏み入れる。彼女の目的は一つ、古い伝説に隠された真実を解き明かすこと。朽ち果てた家、囁…

日常にあふれる、少し不思議な出来事。そんなものを集めた、ホラー短編集です。 ※以前に書いていたものをまとめて短編集としたものです。新作を追加することもあります。 ※作品タイトル…

金里将太は２０１０年の６月初旬の夜に不思議な夢を見た。それは昔、飼っていて死に別れたオウムのケン吉が出て来る夢だった。３年振りの再会に感激する金里ではあったが、ケン吉の方には特に…

ある日、「神様が認知症で地球の管理ができなくなったため、一旦すべてを引っ越しさせる」という内容の話が降って湧いた。何が起きるわけでもない、ごく普通の少女から見た、引っ越しの話。

【カクヨムコン8・読者選考通過作品】 アキバの外れ、雑居ビルの2階にとある探偵事務所があった。 探偵業は全く流行っておらず、所長の篠原は階下にあるリサイクルショップでアルバイトを…