【短編】オノマトペでしか魔法詠唱できないダンジョン（概念）

主人公である野辺真央人（のべまおと）は高校生でありながら、アルバイトを掛け持ちしていた。ある日、見つけた高額収入のアルバイトに応募した彼だったが、そのバイト内容が「ダンジョンの探索」だった。
都市伝説とされていた異世界ダンジョンの存在に困惑しつつも、真央人は目的のため大金を手に入れようと見知らぬ大地を駆け巡る。
だが、そのダンジョン内で魔法を使うには「オノマトペ」つまり、擬音語を使わなければならないという不思議な制約があった。不思議のダンジョンで真央人は、そして彼と同じく先遣隊として移送された人たちは、生き残ることができるのか......。