「見えない 短編」を含む小説

あらすじ 　呪物。それは、解呪すれば一獲千金を狙えるマジック・アイテム。 　解呪することで魔法の力は呪物からは少々下がるものの、マイナス要素を消して使うことができる。このことから…

カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト向け作品です。 姉弟で異世界に！？でも、ただの中学生と小学生が役に立つの！？ 　家族旅行中、姉の由香（13才）と弟の亮介（11才）だけが…

村が一つ潰れた。文字通り、物理的に。 知ってるかい？　怪獣に踏みつぶされると人間はただの赤い染みになるって。 姿が見えない超巨大生物によって踏みつぶされるかもしれない――そんな恐…

今はもう彼女が何を考えているのか……さっぱり見えない。それは膨らみはじめた乳房のせいなのだろうか。赤みを帯びた口元のせいだろうか。夜更けにも白く美のナイーブな波紋を映り込ませる頬…

山間の車も人もほとんどいない山沿いの田舎道。遠くに農家の人がいるのが見えたが、夕闇にその姿もはっきりとはわからない。ただ、カラスだけがうるさく騒いでいる。そんな時にゲームに夢中だ…

姫宮桃香はある日の放課後、この世のものとは思えないほどとにかく顔がいいイケメン・赤月虎琉に一目惚れしてしまう。 そのあまりの美しい顔に完全に見惚れてしまい、思わず後をつけてしまっ…

「深窓の令嬢は、こうして大人になっていく」 退屈だった。 自分のために勉強する日々が。 一生懸命頑張っているが、心はどこか違う方を向きたがる。 そんな日々の中で1人の高校生、優木…

鈴は、アイドルオタクの従姉妹に連れて行ってもらったイベントで、オタクを隠しているクラスの男子の秘密を知ってしまう。彼はクラスイチのイケメンの月岡くんだった。 月岡くんに誘われて、…

見えてしまう男の残酷な現実と虚構

亡くなった姉の代わりとして我が家にやって来たロボット、キュウ。それに与えられた指令はただ一つ。「聡子が来たら、何も言わずにただ黙ってじっとしていろ」 　そうして我が家は（気味の…

私にはナイショの習慣がある。 それは小学校の裏にある隠された神社に、給食の食べ残しを貢ぐこと。 「なんだ、今日の貢物はシケてるな……」 そんなある日、レーズンパンを捧げた私の目の…

完結しました！ 【あらすじ】 中学生になったら化粧をしたり制服を改造し、おしゃれに青春しようとしていた希里。 わざわざ芸能人ご用達で校則がユルユルの私立中学を目指していたが、そ…

カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト「児童向けファンタジー小説（異世界転移）」部門応募作 香鳴裕人さま主催の自主企画　［第3期］ 同題異話SR -May- 『繋ぐ糸の色を教え…

　他人と異なる姿を持って生まれた主人公、異形。その姿のみをもってして、ある者は恐れ、ある者は期待する。異形は、権力や貧しさがもたらす他人の思惑に振り回されながら、抗えぬ破滅への道…

「カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト」応募作品です。 長編にしたときの、全体の真ん中ほどの内容です。 【この話のあらすじ】 　国内唯一のダンジョンを保有する魔術師学校…

〇臆病なのに霊感のある七海。父親が僻地の診療所に勤めることになったので、住み慣れた都会から海の見える田舎町に引っ越した。 「田舎にはユーレイなんていないわよ」と言う母に促されて散…

少年ルークは、友人から珍しいオートマタを受け取る。美少女にしか見えないそれは、自らをアンドロイドだと名乗り、人間さながらの言動を見せる。 戸惑いながらも彼女に惹かれるルーク。 …

※ネタバレ注意 カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト（児童向けファンタジー小説（異世界転移））参加作品 【キャラクター設定】 ・ユフマン：本名は山橋 悠真で、小学校6年生…

数年前に閉園した遊園地。 そこは、記憶にあるよりも数倍みすぼらしく見えた。 ひび割れたアスファルト、くすんだライト、錆びついたアトラクション。 君とこうやって話すのは、結構久しぶ…