怪獣の出る映画やドラマが大好きだ。
思うがまま大暴れの怪獣に
爽快さを感じていた部分もある。
ウルトラマンー
街を壊す怪獣を最期に倒し
平和を守って去っていく。
いきなり現れ問答無用でボッコボコ!だ。
「ウルトラマンなんて来なければいいのに」
怪獣ひいきの身としては
思うところ。
ただ同時に思ってもいた。
「もしウルトラマンが来なかったら怖いな」
そんな世界がここにあった。
救いのない世界。
全く助かる気がしない。
次はどこが、誰が被害に?
いや次は自分のところに?
踏みつぶされる瞬間は痛いんだろうか。
色々考えてしまうのだ。
リアルは自然怪獣だけで十分だ。
物語の中ではウルトラマンには来て欲しい。
ウルトラマンが来ない世界
本能に迫る極限ホラーだ。