「音 ファンタジー」を含む小説

希代の悪妃として、処刑台へと誘う鐘の音を聞いていた王国イルギアナの王妃、オリヴィア。 しかし彼女の元に、王国の剣と呼ばれる武勇の騎士、ギルバート＝ルデナ＝アルシュダが現れる。 幼…

精霊と人間が共存する世界、白蓮国(はくれんこく)。王家の人間は精霊より認められ“祝福”を受け、一人前になる。 白蓮国の王女である静音は、兄が精霊の祝福を受け成人を迎えた日、王宮へ…

市井に育った紅音は天弓国の盟主たる大君の血筋のものだった。大君となった紅音は想い人たる木蓮に恥じないようまつりごとに励むが、それを良く思わないものの奸計により流転の身となる。

【ネタバレ注意】 翠宮神社の治世が始まり早百年が経つ。 彼らは残虐なキメラによる恐怖の国家運営をしていた。 レジスタンスの一員として、神社に反目した少女サクヤはその身を追われて、…

＜あらすじ（約800字、最終話までのネタバレあり）＞ 　各地で、モンスターがはびこるダンジョンが見つかった。 　魔力を操る才能を開花させる者達も現れた。彼らの多くは、探索の…

かつての世界でうだつの上がらない人生を送っていた山田拓朗は、死後に異世界へと転生する。そこで彼を待っていたのは、剣と魔法の世界だった。 その世界で彼は「ケイン」となり、いわゆるチ…

現実の歴史でも、アヘン戦争に敗戦後列強に荒らしまわられる清国（現在の中国）から、黒船来航、明治維新に向かっていく日本に『駐日大使』が来ています。 これは幕末日本を舞台にした、彼ら…

あの男には子孫がいた！？ 男の血を引くその人物もまた、笛の音で多くの者の心を奪う。 果たして、男が見ている世界の事実とは…

※ネタバレが含まれます。 　売れない女ギタリスト、メグルは突然異世界に。そこは魔物から、結界の魔石で街や村を保護する世界。 　メグルは美しい歌声を持つ記憶喪失の少女、カプリラと…

※短編版です。 深夜に黒電話のコール音が響く。いつまでも鳴りやまない電話。それが始まりの合図だった。巫女の一族である仙狐家の次女、玉藻は家を飛び出し自由な生活を送っていたが、それ…

「あらあら懐かしい場所への鍵が開いてしまったのね。」 その一言から私の運命が変わり出す…。 元々ブラックなサービス業をしていた紫藤琴音(24) 部下がなかなか続かず辞めるこ…

青菫石のダイスがクルクルと廻る。酒場のランプの光を受けて、キラキラと——。 喧騒と煙草と酒の匂い。 響くのは賭け金の銀貨の音。 大人の真似事をする少年達に幸運は来るのか？

中央島には星が降る。 雨のように黄水晶や紅水晶の欠片が降り、風は季節の音を運ぶ。 そこに住む少女は一人の少年のことを想う——。

寄り添いながらふたりで生きる、しずくとさんご。先に眠ったさんごに取り残されるのを恐れて、しずくはさんごを追いかける。海の底へ潜るダイバーのように。やがてしずくは夢の世界へたどり着…

ここは魔物や魔法が存在する、現実とは違う世界。 その何処かにある『帰らずの森』にはとある一匹の恐ろしい魔物が住んでいました。 その魔物の名はミナコロと言います。 ミナコロは…

転校生の蒼音（あおと）は新しい家で、幽霊と思しき不思議な童女　茜音（あかね）と出会う。 大人には視えない謎めいた童女と、ひょんなことから一緒に過ごすことになったが、彼女はどこから…

音や音楽が力を持つ世界。そんな大したファンタジーではないとです。( ﾟДﾟ) （※重複投稿しています）2024、01、24簡易チェック

街の起点にそびえる塔には、未来を演算する力があると言われていた。 誰も知らぬ入り口から塔の中に入った、ラック・ベルタリスは、蒸気と歯車の力で動く彼女と出会う……

朱雀大路は、夜になったら通ってはいけない。それが日本の街、京都の暗黙の了解である。そこには形骸化した治安に漬け込んで、違法の人間戦争を行う裏社会が存在した。様々な組織が貶めあい、…

「現代へ転生した私が前世に殺された相手に溺愛されていていつ彼の記憶が戻るか心配をよそに絆されそうにもなっています」 絶世の美少年として生まれたアドニスは愛の女神アフロデ…