せっかく会社を辞めたのでギフト屋さんを初めて見た。

「あらあら懐かしい場所への鍵が開いてしまったのね。」

その一言から私の運命が変わり出す…。

元々ブラックなサービス業をしていた紫藤琴音(24)

部下がなかなか続かず辞めることも出来ずこのまま変化のない日常を過ごすんだろうなと思っていたら売上だけは良かったので会社がトントン拍子に増え、人も増えたのでいまだ！！！と勢いで会社を辞める。

その後無職でどうしようか悩んでいる所を近所の昔から良くしてくれていたおばあちゃんに手取り25万、住み込みで食費光熱費支給週休2日と破格な条件を叩き付けてもらい快諾をした。

そして穏やかな生活を過ごして3ヶ月たった頃おばあちゃんの家のある秘密を知ってしまう…。