「足跡」を含む小説

赤沼家の令嬢琴音が、城の如き邸宅のバルコニーの鉄柵に首をくくってから、一年あまりがたった冬のこと。Mの怪人を名乗る人間から謎の殺人予告状が届き、その内容通りに、赤沼家の人々が、一…

トキコと姉のミチルは、自分たちが生まれ育った家で、トキコの娘サクラと三人で穏やかな日々を送っていた。 姉妹と、彼女たちがかつて胸を焦がした恋の影がそっと足跡を忍ばせて歩み寄ってき…

五年前に亡くなった姉の足跡を辿って同じ大学に進学した遥。 姉の同期だった先輩から渡されたのは、かぎ針編みの編み図だった。 偶然知り合った史郎に編み物を教わることになり・・・。 …

U.C.0093。 ハマーン・カーン率いるネオ・ジオン軍の台頭とその鎮圧から５年後、宇宙は一時の平穏を取り戻していた。 ヴィーヴァー・ハミル。４６歳。 彼はコロニーサイド３の２１…

青春時代群像劇です よろしくお願いします。 ★この作品はフィクションです。 主人公の年齢：19歳、 朝読小説賞キャッチ：青年たちが「自分ってなんだろう」って模索します。

【カクヨム3周年記念選手権】参加作品です！ ～あらすじ～ 　大学進学を機に一人暮らしを始めることになった僕。 　実家で部屋の掃除をしていると、小・中学生時代のプリントや壊れたペン…

けしごム様の自主企画｢このお題のおはなしを書いてください。【雪についた足跡をたどってみたら】｣参加用です。 なくしたものを見つける話。

男はうっかりプロポーズった（付き合ってもない）。 それを聞いた女は、持てる力の限り逃げた。 男は元々死亡フラグ立ちまくりなハードモード人生であり、女はそれを逆行と運と根性と筋肉…

真冬、暗い森道を、一人で歩く孤独な男。 ふかふかな雪を一番乗りで踏んで、いつも歩いているけれど、今夜は他に、一番にここを歩いている人がいるようだ。 けしごム様、ステキな企画を…

自主企画用短編です。 少しでもあなたが暖まりましたら幸いです。

駆け出し雑誌記者の眞木誠司は、取材に走り回る日々を送っていた。多くのメディアが血眼になって報じるのは、二週間前に起きた脳死患者の臓器強奪事件。所属する雑誌編集部でも取材に日々駆り…

「ここに記したことこそが、私が目にした真実である。」 その物語は、19世紀フランスで執筆されたものが原典だろう。 時には分岐し異なるストーリー展開をしながら、心惹かれた者達に…

関連する２つの物語、現在と過去。 あなたは、どちらから読みますか？ 【冬菇 (どんこ) 屋の耕太郎】 中古品店の主人が手に入れた品々から、甲府、京都、東京へと戦時中にマイクロフ…

今年で10周年を迎えた、ゲーム世界樹の迷宮シリーズ。 最新作、Xが発売された記念に、今までのシリーズのプレイについて、思いつくまま書いてみよう。

鉄道好きで旅好きな。とある20代の青年が辿った旅路を、ダラダラと綴った落書き帳です。 乗り鉄目線で、時々車に揺られながら、好みの歴史・大自然が残る目的地へ出発進行！ ※本文…

東京のアンダーグラウンド・シーンの住人だった悠は、今は故郷で親の後を継いで会社を経営し、健全な日々を送っていた。 そこにかつての師匠だった「暗黒世界の水先案内人」から情報が。 …

アメリカのサンフランシスコ国際空港の近くにあるフレイト・ホワーダー（物流会社）で、一個のクレイト（木の枠で出来た貨物）が日本に送られた。太平洋戦争末期、日本が終戦交渉のためにアメ…

日曜日の朝に放送していた「明日のナージャ」というアニメを覚えていますか。生き別れの母親を探すために旅芸人一座の踊り子として世界を渡り歩いた少女の物語を。 これから綴るのは、ナー…