「編集部 短編」を含む小説

年末の都内、オレは大型同人イベントに参加するべく、電車に乗ろうとしていた。 大手出版社が出張編集部を構えて、原稿の持ち込みを待っている。オレはそこに自信作を出すつもりだった。 …

授業中、暇だったから隣のやつのノートを覗き込んでドキリとした。 『僕は人を殺めたかもしれない。』 けれどもそれに続く人物名でそれが小説だと気づく。なんだと胸を撫で下ろしていたら、…

第一回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト応募作(中間選考、編集部ピックアップ作品) 文化祭実行委員の橘川希(きっかわのぞみ)と主人公はクラスＴシャツの申し込みに新宿駅で待ち…

編集部で働く、夢見がちな男の話。

【第1回アイリス異世界ファンタジー大賞で編集部特別賞をいただきました】 【アイリスNEO様から刊行される「ノベルアンソロジー溺愛編♦︎溺愛ルートからは逃げられないようです」に収録…

　受験シーズンに突入しました。 　この１年は多くの受験生にとって、忘れられない１年であったことでしょう。 　満足に学校や塾に行けない日々がありました。 　勉強がしたくても満足に指…

ある日、高校生の『私』は、返り血に塗れた真っ赤なワンピースを着ているという『赤い女』の噂を聞く。 自らの顔を見た人間をハサミで切り殺すという『赤い女』。 彼女について聞いた者…

　私立御伽学園一年乙組――。勇者に魔法少女、吸血鬼にメイドに幼馴染……と、非常識な生徒が集うこのクラスに転校してきた、ごく普通の女子高生（自称）・高浪藍子。クラスのあらゆる事件に…

謎解きが好きな少年、橘周吾郎（たちばな・しゅうごろう）が高校の合格発表で出くわしたのは、三度のメシより推理を溺愛する“迷”探偵の少女、小日向春瑚（こひなた・はるこ）だった。周吾郎…

-あらすじ- 出版社に勤務の"童顔"で"童貞"の冴えないサラリーマン"鈍蔵 露利(なまくら つゆり)"は28年間、彼女なしだったがある事がきっかけで7人の美少女から告白されまく…

生物部のクリスマスパーティーに突如やって来た化学部員。 生物部の部長は参加を許可するが、奇人変人揃いの生物部のクリスマスパーティーがまともな訳はなく…… 深夜テンションで執筆さ…

私が入手したある手記を公開す。 この手記は30年の暮れに九重皇宮広場で発生した、元煙突掃除夫たちの騒乱について書かれたものだ。そう、帝都に不満を持つ元掃除夫たちが帝都を転覆せしめ…

　主人公、佐田哲朗と、同級生、鴻上由紀乃ふたりだけの、駄弁り部と化した文芸愛好会に、ある日、転校生の一年生がやってきた。御堂静流という少女は、ライトノベルを書きたいという。たまた…

週末の夜、久しぶりにカクヨムにログインした男は賞金３万円つきの短編コンテストの存在を知る。テーマは『最高の目覚め』で、募集締切は明日の正午。あまり時間はなかったが、指定文字数は１…

　人間の少女と……。 　梅雨の間の切ない恋。 　原稿用紙30枚以内で頑張ってみました。 　ファンタジーは初めて書きましたよ～。 　(NLです) 　小説投稿サイト“ノベマ！”…

黒木あるじ「怪談女」（『幽』vol.13「怪談実話コロシアム」より抜粋） 中山市朗　「怪談狩り　自衛隊怪談」（『幽』vol.25より抜粋） 安曇潤平「典子ちゃん」（『幽』vol.…

『魔装学園Ｈ×Ｈ』の特別短編です。 『魔装学園Ｈ×Ｈ』のアニメ放送に合わせて、娘TYPE誌上で2016年8月号から3号連続で連載を行ったものです。娘TYPE編集部様のご厚意で、カ…

『いくらヒット作を描いても、 次で打ち切りになったら終わりですから』 これは少年ジャンプに連載していた、 著名な作家さんから頂いた手紙に書かれていた一節です。 『次の作品楽し…

大将「地上最強の寿司を食べたいかー！」 観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」 寿司を愛するテメーらのために、世界から超一流のネタを揃えてやったぜ！生で拝んでオドロキ…

　2015年、『タイムストーリー　1時間の物語』（偕成社）という児童小説アンソロジーのために書き下ろしたSFホラー短編。ただのホラーでは甘い、子供のトラウマになるようなとびきり恐…