勿論フィクションでありSFですが、将来無きにしも非ず……そんな風に思える作品でした。
被害者と同じ方法で加害者にも罰を。
きっと誰しもが一度は思った事があるんじゃないでしょうか?
ですが、この作品はそれを凌駕しています。
最高の罰です!
情状酌量の余地のない加害者には人権なんていりません。
遺族からしたらそう思うはず。
こんな未来になって欲しいですねー( ͡° ͜ʖ ͡° )
ジャンルはホラーですが、私は読んでいて被害者の立場に強く移入してしまったようで、恐怖は勿論の事悲しみの感情が強かったです。
個人的には、高学年以上になら読ませても良いと思います。
内容は過激かもしれませんが、描写は過激ではないので。
想像してしまうと過激ですが……(⊙ө⊙;)
防犯予防と犯罪抑止力になるのでは?とさえ思える作品でした。
タイトルにもある「悪夢」、この悪夢というのは、留守番中に強盗に襲われた女子小学生の体験談を指している。
突然現れた見知らぬ男に理不尽な暴力を振るわれ、ペットを殺され、日常が崩壊していく恐怖と絶望を、女子小学生の視点からじっくり味あわされ、もうこの時点で充分酷いのだが、本作の凄さはその先にある。
こういう場所でプロ作家の作品を選ぶのもどうかと思われるのだが、本作はただ「面白い」だけの作品ではない。
さりげない伏線の張り方や、なんとも言えない後味を残すラスト一行など、話の見せ方が非常に巧みで、技術的に「上手い」作品なのだ。
たとえアマチュアの作品であっても、プロ以上に面白いアイデアが盛り込まれているという作品は決して珍しくない昨今だが、こうした小説の書き方、魅せ方の上手さという点ではやはりプロに軍配が上がる。
小説を読むのが好きという方はもちろん、小説を書く人にとっても非常に参考になるという意味で、カクヨムユーザーの方々には是非読んでほしい一作だ。
短編なので一度読み終わったら、改めて頭から読み直すとより楽しめるだろう。
(必読!カクヨムで見つけたおすすめ5作品/文=柿崎 憲)
ホラー、
ホラーというのがえーと。
取り敢えず児童向けではないですねうん、
その点は編集さんが正しい、
児童読者視点だと骨は拾ってやるぞですか(何。
VR刑
類作だとカンタン刑 式貴士でしょうか。
昨今、現実世界のVRも急速に発展していますので、
死刑制度の是非を含めその意味でも興味深いですね。
終身自然死まで晒すのが人道的であるのか、
社会制度により排除するのが野蛮なのか。
もう少しすれば十分実現可能に思えますので、
本作、ガンーズバックの様な未来視作品の一つとして、
評価されるでしょうね。
犯罪者というのは自分自身はけっこう「痛がり」なので、
将来的には死刑制度以上の抑止効果も期待出来ますね。