紫陽花通り

作者 平野 絵梨佳

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★★★ Excellent!!!

雨の降る日、紫陽花のそばで出会った不思議な少年と、少女の物語。

どこか神秘的な少年と、明るく前向きな少女。そして、少女のことを気にかける先輩。
三人が織りなす物語は、淡く切なく、けれども優しくほんのり甘い。
青春の一ページを覗き見るような、少し不思議な恋愛ファンタジーでした。

ジメジメとした雨の日に、優しいラブストーリーはいかがですか?

★★★ Excellent!!!

雨の日が好きになる、そんな物語でした。
雨の日に現れる少年がとても素敵です。また、アメンボやカエルといった雨ならではの生き物が、ファンタジーらしく描かれているところも好きでした。
そして、描かれているのは少年との関係性だけではなく、学校の図書委員の先輩も物語に絡んできます。
梅雨の終わり、それぞれの想いを抱えながら、物語は結末へーー

儚さ、切なさ、美しさ、そして温かさ。そんな感情がぎゅっと詰まったような作品でした。