「人喰い」を含む小説

目にしたのは、眩しいほどの水面で、眩しいほどの水面だった。 ※この小説は、先天性無痛無汗症の方の差別などを目的としたものではありません。またこの作品内の行為を推奨するものでもあ…

注）グロテスク、残酷な描写がありますので苦手な方はご注意ください。カニバリズムをご存じない方はお読みにならないようにお願いいたします。 主人公の「僕」は人付き合いが苦手。 だ…

アーネストは相棒であるルアードと共に、旅の途中で森の中にある小さな廃村で少女と出会った。 彼女以外の村人はみな無残に食い荒らされている。 錯乱状態でいる少女の話を聞くには、村は…

「短編創作フェス」第1回お題【試験】で書いてみました。 女子高生らの間でまことしやかに囁かれる「人喰いゲーム」。身近に被害も出ているらしい。とある乙女ゲームがその正体だとも言わ…

東の国の領主の娘であるギュリは、死ぬのも生きるのも嫌なほどに、無気力な日々を過ごしていた。ギュリの住む土地は非道な大国に支配され、希望はまったくないからである。 やがてある春にギ…

地球ではないこの星の一つの國のとあるド田舎。 そこには人を喰らう人喰いが潜んでいた。 保安官である彼らは、ヤツらの討伐を目標に戦闘、調査、諜報を駆使して日々暗躍していた。 第二…

『祠壊師』 それは、凶悪な悪霊や神様が封印された祠を破壊し、その身に呪いを引き受ける者である。 そんな『祠壊師』になった女子高生　斎翁　祝（サイオウ　シュク）は、とある地方の…

暴食を犯した獏は罪人となり、夢を喰うことを禁じられ、人間の願い事を叶える善行を科されることになった。 人間は願い事を叶える獏の噂を聞き、己の欲を出す。人間嫌いの獏は適当に願い事を…

シルキニス王国、副都メルカリアの下町で私塾を営む少女イスカは可愛い生徒たちと大好きな小鳥ジンロと共に穏やかな生活を送っていた。 ある日、二年間の遠征に出向いていた幼馴染ローレンス…

鬼王院──山頂の謎めいたその施設には、貴族の嫡男ばかりが集められる。鬼王院は舞学を学ぶ場で、噂では人喰いの鬼が出るという。 十三歳の瑞月（みづき）は、貴族の嫡男の身代わりで院へ入…

神を自称する山の怪フザンは、物心ついた時から人を喰らっていた。人外故の曖昧な記憶の中、何時しか自分の周りが変わり果てていた事にも気付かずに。 異界に生まれ変わったとある人喰いの神…

日本のとある地方都市、F県淀代市東区。その街には人喰いのバケモノ『鬼人種』が跋扈している。 鬼人種狩りのエキスパート集団『退魔協会』 鬼人種の存在を隠匿すべく奔走する『鬼人種情…

俺は「不老不死」だった。 人生に終わりがないから生きる意味なんてない。 そんなときに出会ったのが「人喰い」だった。

日本の山奥に一人暮らしをする白崎るうは、中学校入学から高校1年生の秋までの3年半の記憶を失っていた。隣近所に住む同級生の友人はるうの生活の手助けをしながら、るうの失われた記憶を取…

「人喰い鬼と少女のはなし。」の本編更新が難しい場合に公開する番外編をまとめる場所です。 時系列等々かなりぐしゃぐしゃしています。本編とは違う世界線、というような雰囲気で捉えて頂け…

１ページ目の本編はホラーテイストの一人称視点で、主人公の“ホラー大好きなオカルトオタクのオレ”によるとある地域の人喰い鬼の伝承や怪奇事件について調べ上げたことについての語りになっ…

世界に絶望したメンヘラぼっち少女、死穂は、入った者は死ぬと言う『死の森』に足を踏み込む。そこで出会った人喰い熊。その正体は、着ぐるみを着込んだ猟奇殺人犯の女、殺希だった。殺希は彼…

竿陸海岸（さおりくかいがん）というところに、変なサメがいた。 そのサメは、イタチザメという獰猛な種類のサメだったが、不思議なことに、全く人を襲わなかった。そのサメは、人を襲うよ…

特撮は忘れろ

人間だったり人喰いだったりする人間と牛鬼が邂逅しただけの掌編。