まず初めに、このお話は作者様からあらすじにて『カニバリズムが何か分からない方はご覧にならないで下さい』と注意書きがあります。
けっこうエグめの残酷描写がありますので、分からない方はググってから一読なさることをオススメします。
私、このお話に凄く胸を打たれまして。
「あぁ、これって究極の純愛かも」
って思いました。
主人公のした事は許されない事だけど、それだけ彼女の事を強く愛していたんだなって。
その行為をちょっと理解できてしまう私もまた、書く作品は血が流れるものが多かったりするわけですが……。
短編だけども、ずっしりとした読後感と満足感に満たされました。
願わくば、主人公に『食事』を完璧に終わらせてあげたかった。
こういうお話大好きです。オススメして回りたいのでレビュー書きました!
作者様、素晴らしい作品をありがとうございました!!
不思議な清々しさとか、爽やかさみたいなのが感じられました。
妙な味わい。うまく言葉にできない感動。そんな何かがありました。
主人公が恋人を殺害してしまい、「とある行動」をとる話。
内容についてはタグにも書かれているのですが、読んでいても「嫌な感じ」とかにならないのが、何とも言えない魅力を感じました。
とにかく、主人公の持っている「愛」についての感覚が強く、それが前面に押し出されているため、読んでいる側としては「まあ、愛ならしょうがないかな」、「これ、たしかに愛だよね」と、いつの間にか納得させられてしまう感じに。
文体とか主人公の精神により、知らず知らずに「そっちの方面」に肩入れしたくなってしまう。そんな魅力を持った作品でした。
とりあえず、ビーフシチューって美味しいですよね☆