これって純愛だよね? 不思議と納得させられちゃった感☆

 不思議な清々しさとか、爽やかさみたいなのが感じられました。
 妙な味わい。うまく言葉にできない感動。そんな何かがありました。

 主人公が恋人を殺害してしまい、「とある行動」をとる話。
 内容についてはタグにも書かれているのですが、読んでいても「嫌な感じ」とかにならないのが、何とも言えない魅力を感じました。

 とにかく、主人公の持っている「愛」についての感覚が強く、それが前面に押し出されているため、読んでいる側としては「まあ、愛ならしょうがないかな」、「これ、たしかに愛だよね」と、いつの間にか納得させられてしまう感じに。

 文体とか主人公の精神により、知らず知らずに「そっちの方面」に肩入れしたくなってしまう。そんな魅力を持った作品でした。

 とりあえず、ビーフシチューって美味しいですよね☆