「ほぼ短編」を含む小説

後の世に“聖人”と語られる、一人の修道士。二十七年の生涯に於いて、終ぞ秘め続けた心の裡。そこに在ったのは、苛烈な葛藤。 ‐‐‐‐‐‐ 同性愛が罪とされる世界。幼馴染の男に恋をし…

日本のどこかに暮らしている 成人男性の脱力系の話

「お姉ちゃんって可愛いの？」 弟なら必ず聞かれるこの質問に僕は毎回こう答える。 「……変だよ」 と。 たぶん美人。でも、それを凌駕するくらい飛びきり変。 コミュ障、内気、内弁慶…

某ペットショップAB店に勤務する主人公【トアル】は思う。 マジでペットショップを動物園と勘違いしてる。 いいや、むしろ無料で利用できる動物園の下位互換程度にしか思わず店員に迷惑を…

私が『塚』に気がついたのはある夏の暑い日のことだった。 子供たちの間では、それは戦国武将の首塚だというが……。（４千字程度の短編私小説です） 私の住んでいる土地に事なので、地名…

KAC2023参加作 お題6つ目は『アンラッキー7』 なんでもないカップルの、なんでもない日常を切り取りました。 今回は、2人の初デートでの一幕です。

【KAC20235】参加作品 私の周りでは、なぜか、それなりにいい歳になってから 走り始める人が多いのだ。 なんのひねりもなく、ただあるがままを書いた一作。

海に行きたい僕は、湘南に住む父さんの妹・ユーちゃんの家を目指した――。海を感じたくなる、ほぼ2000字小説。

KAC2023参加作 お題：本屋 なんでもない2人の、なんでもない日常を切り取りました。 今回は、俺の職場近くの本屋での一幕です。

この783文字の超短編は事実をもとにしたフィクションです。プライバシー保護のため登場人物のお名前や固有名詞は一切出しません。

登場人物紹介 母・大家破天（おおやはてん） 天然で脳筋。偶に宇宙が…とかよくわかんないことを言ってくる。コミュ力お化け 父・大家星（おおやせい） 世渡り上手、自営業で稼ぎつつ最近…

ある所に、アニメやマンガ、ラノベが大好きな少女がいた。ラノベの面白さに魅了された彼女は、小説を書く事に挑戦する。その後もいくつかの小説を書き続けて、そのうちの一話をネットに投稿す…

　ある日、あなたの家に眼鏡を掛けたひとりの女の子がやってきました。女の子は自分は水族館のアイドルドルフィン・ウイちゃんであると名乗り、あなたが水族館で失くしていた学生証を、人間の…

遠距離恋愛中の美香と卓は久しぶりに会って食事に行くことになった。 久しぶりのデートに美香は喜び、気合を入れて綺麗なドレスに身を包み、卓と待ち合わせているレストラン前へと向かう。

【自主企画「5000兆円が降ってきた」参加作品】 ★本作品は、梧桐彰さん主催の自主企画「5000兆円が降ってきた：みんなで分岐する小説を書いてみよう」向けに書かれた短編となります…

まだ暗いとある場所。 そこでボクは目を覚ました。 そしてアイツはやってくる。

過去に自分が経験したことをベースに少し脚色して書いてみる 筆者の一人称視点で進めます

３分で読めるリーマン怪談。 かなりの部分体験談です。もうあそこには泊まれません。

現代は…。 色々な…悲しみ…苦しみ…辛い事…嫌な事で満ちている…。 でも…それでも…。 世界は優しい…。 辛い事…嫌な事…苦しい事があっても…。 そこに…降り積も…