概要
幽霊が見れる触れる喋れる、その上霊媒体質な最強高2が夜の街に出たら…?
「あーあ、俺ってばなんて不運なんだろ」
そう、何度呟いたことだろうか。
もはや口癖に成り果てたその言葉。
それでも、俺にこれ以上似合う言葉はないと思う。
俺、銀月奏(ぎんづきかなで)のは小さな頃から幽霊が見える・触れる・喋れる、霊視の最強フルコンボがそろって、プラスワンと言わんばかりに霊媒体質な不運な高二。
かれこれ善霊悪霊それぞれ三百ちょっと、計約七百体もの幽霊に憑かれて、気味悪がられて捨てられて一人暮らしだし、もうなんなのって感じな暮らしを送っている。
ま、愚痴ってもどうにもならないんだけどさ。
憑いている善霊と悪霊、どっちの数が多すぎても体調を崩す。
しかたないから、夜になったら幽霊を自分に憑かせにいこうと思うんだ。
おんなじ数にするために。
もちろんひとりじゃ危ないから、仲間の善霊
そう、何度呟いたことだろうか。
もはや口癖に成り果てたその言葉。
それでも、俺にこれ以上似合う言葉はないと思う。
俺、銀月奏(ぎんづきかなで)のは小さな頃から幽霊が見える・触れる・喋れる、霊視の最強フルコンボがそろって、プラスワンと言わんばかりに霊媒体質な不運な高二。
かれこれ善霊悪霊それぞれ三百ちょっと、計約七百体もの幽霊に憑かれて、気味悪がられて捨てられて一人暮らしだし、もうなんなのって感じな暮らしを送っている。
ま、愚痴ってもどうにもならないんだけどさ。
憑いている善霊と悪霊、どっちの数が多すぎても体調を崩す。
しかたないから、夜になったら幽霊を自分に憑かせにいこうと思うんだ。
おんなじ数にするために。
もちろんひとりじゃ危ないから、仲間の善霊
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