第2話 スーパーおとなげない高身長(←これ重要)
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、あっ、あとどれくらいだ!?」
『もうちょっとだよ!そこ、左!階段のぼって!』
「もう階段は嫌だあああああ!」
奏の
ラムは一番最初に奏に憑いたといっても過言ではないほどの
真なる相棒と呼べる霊の2人はおそらく
本来幽霊は憑いた人間からあまり
「はっ、はっ、はっ、よし、やっとついた!」
がちゃん!と開け放ったのは屋上のドア。
もう
階段の下からは微かにタタタタタ…という音が聞こえてくる。
けっこー速い。
おそらくかなり上位の霊士だろう。
「よぃ…せっ!」
ばさりと
今は秋なので、
すっぽりと体を
ばんっ!
再び扉が開かれ、現れたのは
結構イケメン。
だが、奏はそれ以上に
「こっ…、高身長…!」
ちょっと反るぐらいの身長。
大人っぽいことを抜きにしても奏にとっては大問題だった。
「お前…」
じっと見つめられる。
奏としては視線を感じることには
と、男が突然笑い出した。
「っはは!おまえ、それ
「は?」
いったい何が…
奏はハッとした。
あっ、幽霊に
「別に辛くはないです。慣れてるので」
名付けて、お話しして帰ってもらおう作戦、である。
攻撃してきた時は…、放課後まで気絶してもらう運びで。
「慣れてる?何年前から?」
「生まれた時からです。ずっと。」
念のため敬語を使っているが、奏はかなり毒舌なのでキレるとすぐにガワが
その後も色々と
「じゃあ…」
「あの、これいつまで続くんです?」
「あっ」
「じゃあ、最後の質問。」
「最後…」
まだ続けるのか…、あ、いや、最後ならいいのかな?
奏 は 精神 が 病み かけていた !
「
「お断りします!!」(即答)
両腕で身を抱き、
たとえ同姓でも変態はノーセンキューである。
なんかいろいろあったが、とりあえずお帰りいただいたとだけコメントしておく。
ー→↑↓←*→↓↑←ー
side 男
「よ、
友達からもらった指令書には、学校に見回りに行けと書かれていた。
懐かしく思いながら学校の
恐ろしい気配を感じた。
霊士としての直感が
それでも命令だから足を踏み出したんだ。
そうすると、視線を感じた。
その中にひとつ、普通の生徒の
アイツだ。
それも一回所に。
でも…、これは悪霊?
………行ってみるか!!
恐怖よりも圧倒的に好奇心が
一応でも
それにしてもこの学校はなんだ?
俺がいた
その時、鐘を
『昼休み終了5分前になりました。みなさん、教室に戻り、次の授業の準備をしましょう』
そしてアナウンスが終わった瞬間、悪霊の気配の
どんどん俺から離れていく。
俺が近づくほど離れ、反対方向に行く。
………こちらの気配を
「────おもしろい!!」
俺が走り出すと、相手も
かなり速い。
加速すると、相手は階段を登り始めた。
行く先は…、屋上?
逃げ場がないのになぜ?
すると相手はぴたりと止まって動かなくなった。
待ち
ばんっ!と扉を開けると、そこには…、ちっちゃい不審者がいた。
俺を見てかたまり、何かを
フードをかぶっていて目は見えないが、
しかも、ローブの前を止めきれずに制服がチラチラ見えている。
「お前…」
ただ、その背後には…、というよりそいつ自身からまっっっっくろなドス黒いオーラが
このオーラを学生がまとっているという事実に笑った。
「っはは!おまえ、それ辛くないの?」
「は?」
声的に女か?
いや、男?
「別に辛くはないです。慣れてるので」
な れ て る
こんなに黒いオーラは初めて見た。
いったい、どれくらいの量を憑けているのか。
いや、異能持ちを何体か持っているのか??
「慣れてる?何年前から?」
「生まれた時からです。ずっと。」
生まれた時から?
かなり
聞いた話だと百人に一人だとか。
それもこの調子だと
だとすればどんな確率になるのか…
疑問は次々と生まれる。
どんどん口から勝手に質問が出てくる。
「じゃあ…」
「あの、これいつまで続くんです?」
「あっ」
気づけばかなり時間が
少年も少し引き気味になっていた。
おっといけない、夢中になっていた。
「じゃあ、最後の質問。」
「最後…」
まだ続けるのか…、彼の顔(といっても口元だけ)はそう言っていた。
「
「お断りします!!」(即答)
両腕で身を抱き、叫ばれた。
まぁ、本部に報告したら「バカ言うんじゃない」って言われたけどね。
ほんとなのに。
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灰色図鑑!
身長180ちょいの高身長。
好奇心の
よく大人気ないと言われるが、一説では本当は全て分かった上での演技なんだとか(ありえねー)。
頭はよく回るが、それを上回るのが好奇心。
奏のサポートキャラというか、保護者枠で作ったはずが、なかなかに
キャラ設定がしっかりしておらず、口調がよく変わる。
キャラ崩壊の可能性大。
異能は後日説明。
属性は光の派生で『聖光』。
歴代でもこの属性は珍しく、
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やぁ。作者こと
あのあと体重計に乗ったらさ、
いやぁびっくり。
驚きのあまり体重計を投げそうになったよ。
あっははははー。
投げたら割れて床がへこんで大惨事になるんだけどさ。
天音、もしかしたら近いうちに
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