「現代短編」を含む小説

ある日ゴミ集積所で見つけてしまった犬。 優柔不断な和也は迷い立ち尽くす。 そこへ現れた助け舟とは。 ほっこりBL短編です。 続編のR18バージョンはアルポリとなろう（ムーンラ…

反抗期真っただ中。 少年は勉強の日々から逃れるため、自分が作った秘密基地に逃げ込んだ。 だけど、そこに悪の総帥を名乗る男が現れて…！ 家出少年の秘密基地を巡った１日を描く短編…

翔太は美和のことが大好き。 その美和も翔太のことを大好きでいてくれる。 無二の親友の正隆もいるし、部活のバスケも絶好調。 お母さんの手作り弁当は毎日とてもおいしい。 絵にかいたよ…

僕には幼馴染の少女がいる。 容姿が整い過ぎている程に整っている彼女にかかれば、無表情は神秘的となり、姦しいは朗らかとなり、渋面は哀愁と化す。 僕と彼女は現在でも友好関係を築けてい…

　変わる世界、忘れてしまった古い思い出、きれいなものたち―― 　――たぶん、わたしたちは昔ほどきれいじゃない。 　子供の頃にあった、純粋さとか、希望とか、単純さ、そんなものはい…

コンビニでバイトしている平凡な大学生持田。 ずっと素敵な恋人ができたらいいなと思っているが、現実は…… しかし、持田の日常に、彼女はいきなり突撃してきた。 「私、持田さんのこ…

愛情と成功、両方を同じくらい手にすることは難しいことです。 「あおむぎぱんや」は街の小さなパン屋が舞台の超短編です。 (パンの美味しさと人気を求めてすれ違っていくパン屋の夫婦の…

1998年12月。誰も居ない浜辺。モノクロームの景色の中で、二人は出会った。とある冬の日々を描く短編。

昔書いた短編を投稿してみます。是非読んで下さい。

男は最近何もかもうまくいかず、占い師に勧められた「なんでも捨てられるごみ箱」を買う。そのごみ箱に紙くずを捨てると、紙くずはたちまち姿を消した。そして男は次々に物を捨てていく……

＜Deliveryの語源＞ ・「手先にあるものを放つこと」がこの単語のコアの語源 ・ラテン語 de- (離れて)＋libero (解放する) →liber (自由な：放たれた) …

私の日常のサイクルは腐っている。酒飲みながら、映画見て終わり。そして映画の内容はみんな酒が忘れさせるんだから、笑い話にもならない。

同性愛者であるが故に迫害され、パートナーを庇い夢半ばにして殺された雄ガエル “ミュー”。 魔女蜘蛛と契約した彼は『25歳までにダンサーになるという夢を必ず叶えること』を条件に人間…

幼なじみとの待ち合わせで、交通事故に遭い、死んでしまった俺。 美人だけど根暗でワガママな幼なじみは、俺の死を許せなかったらしく･･･。 あれ？！いつの間にか、幼なじみに取り憑いた…

　意味がわからない。 　出会った時から、彼の印象は変わらず。 　付き合いきれない。 　それはもう悲しかったけれど。 　彼の兄の結婚が決まってこれで縁が切れるのかとも思ったのに。 …

第一回きつねマンドラゴラ小説賞、参加作品です。 注意：この作品はフィクションです。作者は専門家でもなんでもないので、論文だったらリジェクト必至の記述が含まれている可能性が非常…

きもちわるい人の話です。 グロいとかでは無いので安心を。

今更どうにもならない。

陰謀に立ち向かうひとりの青年とAIのお話。

ある地方都市に暮らす女子高生の友膳要（一年生）と三古和乃子（二年生）は、一二月二四日――《クリスマス・イブ》の日に、色めき立つ校内を呪った。 「イチャついている奴ら、皆消えれば…