「風邪」を含む小説

　――時は戦国の世。 　貧乏村の農民で、十八という若さしか取り柄のない俺は、ある夏風邪で酷くうなされた夜に【軍神毘沙門天】様に、これからの人生の楽しみ事、幸せの全てを捧げる代わ…

字がへたっぴな女の子と、幼馴染の男の子が、手紙を書き合う話。 Twitterでお題（「手紙」「風邪」「寄り道」）をいただき、書いたものになります。

これは、僕が出会った内の、ある一人の少女の物語。 「早速ですが、現状をどうぞ」 「椅子の上で目覚めたら、我が物顔で男が家に入ってきたんです。しかも、その男の体を私の腕がすり抜け…

彼女と喧嘩をし、風邪を引いた俺はベッドの上で彼女からの電話を受けた。 風邪を引いたという俺に「じゃあ、おめでとうだね」と彼女は言う。 「なにが『おめでとう』だ」と俺は腹を立てたが…

風邪を引いた日に、やきもちを焼いた。 どうやって解消しようかと考える彼女と、何も知らない尽くし系彼氏のほのぼのした一幕。（魔法は出てこない）

　気分がよくないので、病院に行った私はそこで医者に「恋」だと診断された。 　まあ、どうするもこうするのもないのだが、薬をのんだり風邪をうつさないようにしたいものである。 ～登…

前からなんだか気になる友達の弟くん。 かっちゃん。 つかず離れず。 さりげない優しさにいつか恋だと気づいた。 どんどん私より背が高くなって、前は私が見下ろしてたのに、最近は見上げ…

人を好きになれない生徒を指導する恋愛部顧問。 けれど、くせ者だらけの生徒は歩み寄る気ゼロ！ こうなったら、強引にでも人を好きにさせてやる！ ↓前回の投稿↓ 『タイムリープＳ…

　かつてこの田舎には、夏の蛍とともに現れる『ホタルの子』という存在がいた。 　姿形は人間の子供で、妖怪や妖精の類とされている。 　ひと夏だけの友人として、『ホタルの子』は人間たち…

　異世界の１人の少女「メル・アイヴィー」。 　雪の降り積もる中で歌っていた彼女に、ひとりの少年が「あんたの歌は嫌いなんだ」と言い放った。 　その少年は「セツ・コクァン」と名乗り、…

　三助という言葉を知っているだろうか？ 　近年数少なくなってきた銭湯の中で働く、今や幻と言われるようになった職業だ。古くは江戸時代からある職業で「流し」とも呼ばれ、銭湯で客の背中…

憂鬱な月曜日を乗り切る方法です。

三軒先の山田さんが風邪をひいた。 犬のタロウが脱走した。 猫のモモが子猫を生んだ。 そんなことが噂になるほど狭い町。 漠然とした未来に立ち止まったままの山野里穂の目に映るのは、年…

死神の僕が恋したのは、標的の人間だった。 彼女は至って健康で元気がよく滅多に風邪を引かない活発な女子高生だ。 そんな元気が取り柄である彼女は3ヶ月後に死ぬのだ。 病気で…

オチがバグる小説ウイルスが夏風邪とともに大流行！ ユーザーのみなさんはいったん執筆活動は控えてください。 オチがバグります！！ ↓前回の投稿↓ 『増えすぎ！　共同戦線！』 …

同題異話の七月のやつ。 自動で映像を作ることができるようになってから、メディアは情報を伝えるものから、ストレスをコントロールするものに変わった。 そこで偽のニュースを作ることに…

目が覚めると、全裸の美少女がいた。 痴女か、変態か、ストーカーか。身構える俺を前に、彼女はこう言う。 「私はアデノウィルス３型。平たく言うと風邪菌です。 −−久城勇人さん、私に感…

旅――帝国砲兵最強の一撃――の途中、カーバンクル公は風邪をひいてしまう。 サ＝ヴァル暗黒卿はなんとか俺の帰る場所を法術院にて治療しようとするが……その情報、本当だろうな？ （旅の…

～僕の親友へ 　死にたいと思うこともある。僕らは耐えられなくて、少し道を逸れてしまった。だから歩けなくなってしまった。 　 　生きてれば死にたいと思うこともある。それは、どんな人…

不器用でまっすぐな男の子と、ちょっとぼんやりの先輩の女の子。 風邪を引いた男の子のお見舞いにいった、ある日の出来事な、シリーズ６作目。 単品でもOKですが、シリーズの過去作を読…