「災」を含む小説

松藤省吾は親に無理を言って入らせてもらった私立大学を一年も経たずに中退。親からの仕送りも切られ、コンビニのアルバイトでなんとか生活していた。ある日の昼頃、バイト帰りに近所のスーパ…

その日、“厄災”カチュアが主催するお茶会に集まったのは―― “恩恵”ルナ。 “最悪”ミュール。 “暴虐”ソフィア。 “熾烈”ビィナビー。 “奇跡”ノヴァ。

皮肉屋で薄情で、酒が切れると禁断症状を起こすお兄さん(36)、ハルチカ。 魔王が封印された厄災の大剣を背負って来ちゃった駄目王女、エアリーテ。 氷花の如き美女だが生活能力ゼロな天…

　そう遠くない未来で起きる厄災【ロストライン】 あらゆる運命が動き、果てのない世界を彷徨う原因となる。 　これはおかしなおじさんと孤独な少女の物語だが……

なんやかんやで世界崩壊の危機が終結してから2ヶ月。 問題解決の当事者であったユリアーナ騎士団であったが、 王国祭と、それと同時に開催される騎士団長ティアレーゼの護国卿就任式を3ヶ…

【あらすじ】　 　東方の地シバの小領主メジトは、息子のサシャを帝国ガイアへ人質に出す代わりに、自国の領土保全を図っていた。 　西方では、カリスマ的指導者オグマのもと、新興国家ガ…

空の鏡面にさく再花よ、逆しまの果てにさき初めよ

　2012年3月11日。三陸沿岸Z市。慰霊祭のネット配信のため、東京からボランティアで訪問した僕こと山本。1年間のボランティア活動で知り合った地元の青年アツシさんと、ひょんなこと…

前世では、異世界に賢者として召喚され、やがて厄災から世界を救い、英雄として地位や名声、権力など手に入れた。 しかし、最期は自分で拾った孤児である弟子達に見守られながら世を去った。…

ある日、謎に包まれた地上最強のSランク冒険者レイ･アモンドに繁栄の女神から通達が入る。 その内容は【十年後に新たな魔神が生まれ、十万を超える魔族を引き連れこの世界に災厄を齎す】…

10歳になったときに授かるスキルや魔法、伝説を思い浮かべる少年ヘルはスキルを得る…あれおかしい…いやいや…嘘だよね。そうして少年ヘルの伝説は幕を閉じた。いや終わらねぇよ！

　とある世界に、日ノ本と呼ばれる国があった。 　日ノ本では、四季と方角を司る『四神』と呼ばれる神々が、四つの家によって守り伝えられている。 　しかしある時、その内二つの家から朱…

とある異世界。 仲間と旅をする商人の少女は、世界の運命を揺るがす異変に出くわす。 日食から始まるその災厄は、『勇者』が世界を裏切り、『魔王』に魂を売ったことによって起こった。 そ…

人類と厄災が死闘を繰り広げる世界。のちに鬼才と呼ばれる少年たちは出会う。片方はエクソシストとして、片方は陰陽師として、終末の一ページを共に刻んでいく……。明治から続くエクソシスト…

この物語は「大宇宙を掌の上に（神に至る者本伝）」の外伝です。 千と出会った青年の一生です。 物語の舞台は現代から３０万年前頃の地球です。 ＜＜　梗概　＞＞ （起承転結の起、強く…

死霊魔術師《ネクロマンサー》であるクロエ＝ブラックマンは、優しい村人に囲まれて、年上の親友ノアと二人で暮らしていた。 たまに出かける街では、罵声を浴びせられたり、物を投げつけら…

【お知らせです：3/1　16:00に改正版(ＯＰ〜第一章)を投稿します】 〈世界観〉 誰しも忘れたいが、何年の月日が立っても人々の記憶に残る存在【厄災】。それは人の命、街そして…

「やっとオレに見惚れてくれた？」 　命を懸けた旅の途中、『オレ様』男は、そう言って笑った――。 　厄災によって世界が一度終わったのちの世界。 　かつて日本列島だった島国は蓬…

　アミューダ地方にあるサルト国の若き王女「サクラ」は、母親の死をきっかけに外の世界を恐れていた。しかしそれとは矛盾して、行ったことのない外の世界に憧れを持っていた。 　一方、外の…

特にパッとする特徴もなくなんの痺れもない日々を送る主人公、空我　雷（くが　らい）しかし、ある時。落雷に当たったことを境に特別な能力を手にする。そこから始まる超感電的ストーリー