逃亡者の異世界生活

モン

すべての始まり

第1話

第一話


今日迎えた10歳の誕生日、僕ヘルは街の教会に来ていた。

「よし、行くぞ」

開かれた大きな扉、白い壁、そこに多くの子供やその親だと思われる大人が沢山集まってきた。そう、今日は、月に一度10歳を迎えた子供に神がスキルを与えてくれる日なのだ。

 緊張した顔で長い列の最後尾に並ぶ、まだか、まだかと並び落ち着きのない様子で並ぶ。

 この場で将来が決まると言っても過言ではない。そしてスキルと同時に魔法の適性までもらえる。火の属性ならほとんどの飲食店に雇ってもらうことができるし戦闘面でも高火力のエース的なポジションとして活躍する可能性がとても高く期待される属性だ。風魔法もいい目に見えない斬撃などで敵を翻弄したりできる。日常では使う場面は少ないが、一対一の戦闘ではこの風魔法が最強と言われるほどにポテンシャルは高い。続いては、土魔法、ゴーレムを主とする魔法だ、日常的に売られており、貴族などはそのゴーレムに戦闘能力をもたせいざというときの武器にするとかなんとかかんとか言われている。最後に水魔法日常的に使う面はないが道化師がよく使っているのをよく見る。基本的に使う用途がない…戦闘面では使えないという評価も高く外れ的存在極めれば強いらしいが極めた人を見たこともないので本当のことは知らない。この4つが基本属性の魔法と呼ばれる特殊属性と呼ばれる魔法もあるらしいが聞いたことしかなく学のない俺からしたら何それ状態。

「やっぱり魔法は火属性だよなぁ〜早く本物のファイアーボール打ちたい、焚き火が付くか付かないかわからないファイアーボールとはおさらばしたい…」

そう小さく口ずさんでいる間に順番になった。

ニコニコした男の子と優しそうな笑みを浮かべたお父さんらしき人物が通り過ぎたあと

「次の方どうぞー」と元気いっぱいのシスターの声を聞き目の前にある階段を登っていくさぁ伝説の始まりだと気分上々で進んでいく

「僕、お父さんかお母さんはいないの?」

シスターにそう聞かれる 

「いませんけど…」

そう答えると

「本当はお父さんかお母さんがいたほうがいいんだけど…」

少し困った表情を浮かべるシスター

どうしようか考え少し待っててねと言われる。

少し待つ?そんなことはできないシスターがどこかに行ったのを確認して目の前の透明な丸い石に振れる

すると

―――――――――――――――――――――――― 

名前:ヘル ルピナス

種族:人族

職業:平民

魔法適正:無

スキル

回避・離脱・逃走・縮地

エキストラスキル

火事場の馬鹿力

レベル:7

ステータス

HP :9

攻撃力:14

防御力:6

スピード:16

魔力:6

幸運:3

アーツ


――――――――――――――――――――――――

そう記されていた、俺の伝説は終わったよ




――――――――――――――――――――――――

みなさんはじめまして、モンと申します。書き物初心者故誤字・脱字多々あると思います。許して(土下座)これから少しずつ続きを書こうと思います。ここ、こうした方がいいよなどのアドバイス等模してくださると嬉しいです。コメントバシバシお待ちしております。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る