「戦記 カクヨムオンリー」を含む小説

　複数の地域、民族を併合しながら拡大してきたイスエンド帝国。 　 　この帝国軍に３０歳を過ぎても出世街道に乗らず、武功を重ねていた軍人貴族のアルバートがいた。 　武力に優れ、戦…

ゼリス＝トールは実力主義社会に向かないほど剣の適性がなかった。 侯爵家から無能が出たとなれば何を言われるかわからないと父であるゼリス＝アビスがトールを幽閉した。 付き人であった執…

魔物討伐のための傭兵業が広く普及した国、エルドロット。 様々なパーティーが存在するなかでも、元聖騎士・フェルナンドの4人編成パーティーは異色だった。 決まってフェルナンドを肉壁…

神の国、ラトゥナ王国。 かつて第三王女だったヤースラは国を追われていた。 屈強な女用心棒のユガはすやすやと眠るヤースラの乾燥した頬を撫でる。 そうして、真っ赤な瞳を閉じるのだ。 …

人類繁栄の為に神々から創られた存在“魔王”。共通の敵を倒すことで協調性を強くして人類同士の争いを失くす政策の一貫だったが、神々の予想を超えた自律性を見せた人類は各々の欲望に呑まれ…

本能寺の変で明智光秀に裏切られ、死んだはずの織田信長。気づけば異世界に転生していて……。 アドバイスや信長関連の情報提供とかあったらお願いします(・ω・) カクヨム＋長編初投稿…

終了が、すなわち世界からの消失を意味するソーシャルゲーム。 あったという記録すら残らず、記憶にも残されず、ただただ消えゆく運命にあった幾千の物語は、しかして一堂に会し、さる託宣を…

ＭＩに参加し、辛くも生き残った空母『瑞鶴』『飛龍』『蒼龍』。 珊瑚海の傷が癒えた空母『翔鶴』と共に、新たな機動部隊――第三艦隊が編成された。 これは、日々強大になっていく米海軍…

【第四回カクヨムコンテスト短編小説 キャラクター文芸部門中間選考通過作品】 １９４５年の夏、海軍航空隊航空兵の飛田正彦（トビタ　マサヒコ）大尉は、宿敵Ｐ５１と一戦を交えるのだが、…

　主人公であるウィル＝ヴィンハレムは世界中で起こる災害(亀裂)の対処を主たる任務とした中央管理軍の少佐位として部下であるアノン中尉を率いていた。先遣部隊として行動する二人はシーヴ…

オーランド暦714年9月6日、第2王子ユミル率いる青銅騎士団は窮地に立たされていた。 傷つき、疲れ果て、砦に逃げ込んだ100名を敵国の精鋭500名が取り囲む。 もはやこれまでと誰…

西の聖教国で育った平凡な木こりのヘイ・ボーンは、運悪く、凶悪な竜、黒竜王に出会う。 逃げたときに、崖っぷちで躓いたことからヘイは助かり、その崖を飛び越えてしまった黒竜王は、たま…

　それは簡単なミッションのはずだった。 　惑星ナヴァロンのお姫様が脱出するまでの3日間の護衛。たったそれだけのはずだったのだ。 　しかし、人形館から緊急に発令された「特殊ミッシ…

時は月暦1907年、絶対王政が根強く残るエールス地方では、各国が郊外周辺に沸く魔獣との戦いに追われていた。そんな中、主人公クロノは旅に出ることを決意。そして、一国の王女、エルアは…

剣の国は、危機となれば老いも若いも、男も女もみな剣を取るというお国柄。 そんな国の王女グレイスはそこの女性をすべて束ねたかのような気の強さの誇りを持っていました。 王女としての役…

拙作「シュバルツバルトの大魔導師」を一人称視点で改稿したスピンオフ的な作品です。改稿に合わせて若干のストーリー展開の変更と、主人公ジルフォニア＝アンブローズの性格について大きな変…

サルトは剣闘士として円形闘技場に立っていた。その小柄な見かけとは反する剣の才に、目を惹かれたアカメイル（海の民）のラドゥケス。 この出会いの後、ラドゥケスはすぐに都に呼び戻された…

　バリスティック大陸の最北端に位置する、不浄の大地、ギルディア。天に渦巻く死神の黒衣は、あるべきすべての恩恵をその場所から毟り取っていく。 　薄暗い灰一色に染められた世界は、あら…

竜撃銃を扱い圧倒的な力で他国の兵を圧倒するヴランドール王国の誇る戦士――竜騎士。 彼らの存在はまさに他国にとって畏怖する存在であり、ヴランドール王国は竜騎士たちにより無敗の大国…

自慰エネルギー……。それが、突如覚醒した自律型戦闘マシンから防衛するための、たった一つの活路だった。 Gエネルギーに最も適合する少年、織衣俊介は巨大ロボットのパイロットに選ばれる…