概要
禁忌の燃料……!
【第四回カクヨムコンテスト短編小説 キャラクター文芸部門中間選考通過作品】
1945年の夏、海軍航空隊航空兵の飛田正彦(トビタ マサヒコ)大尉は、宿敵P51と一戦を交えるのだが、性能が及ばず敗北してしまう。
命からがら戻った昴基地では、司令官の醍醐与一(ダイゴ ヨイチ)から「明後日に米軍の大規模な襲撃があるから、実験中の新型の燃料を使い敵を迎い撃て」との指令が下される。
休日を貰った正彦は、妻の晴美と再会するが、勤労動員で新型兵器を作る為に暫くは戻れないといい、正彦の背筋に嫌な予感が走る。
米軍との戦闘が始まり、正彦は新型燃料を満載した紫電改を用い、宿敵P51の部隊と空戦を行う事になった――
(注)この物語は、私が以前書いた『血弾』と『血弾ー真打版』を、カクヨムコンテスト4に出す為に
1945年の夏、海軍航空隊航空兵の飛田正彦(トビタ マサヒコ)大尉は、宿敵P51と一戦を交えるのだが、性能が及ばず敗北してしまう。
命からがら戻った昴基地では、司令官の醍醐与一(ダイゴ ヨイチ)から「明後日に米軍の大規模な襲撃があるから、実験中の新型の燃料を使い敵を迎い撃て」との指令が下される。
休日を貰った正彦は、妻の晴美と再会するが、勤労動員で新型兵器を作る為に暫くは戻れないといい、正彦の背筋に嫌な予感が走る。
米軍との戦闘が始まり、正彦は新型燃料を満載した紫電改を用い、宿敵P51の部隊と空戦を行う事になった――
(注)この物語は、私が以前書いた『血弾』と『血弾ー真打版』を、カクヨムコンテスト4に出す為に
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!戦争は例外なく犠牲者の血が流れる……
戦闘機の戦闘描写と専門用語の説明が理解しやすく、「おおっ?」てうなりましたし、物語に素直に入れ好感触でした。
敵の名前もモブっぽく、ボブとかにしてたのも色々うまいなーと。
晴美が身ごもったのが分るシーンに、二人の心情とこれからの出来事を予想させる内容をイメージ出来るように、上手く蝉の鳴き声の描写を書かれていたのがとても印象的でした。
そして最後のネタの秘密兵器の燃料の印象というか分った時のインパクトが凄かったです。
実際にはあり得ないかもしれないけど、『実際国民の生き血を吸っているものと言う意味では、間違ってはいない』わけだから。
大尉が犠牲になっちゃったのがアレですが、落としどころ…続きを読む