戦争は例外なく犠牲者の血が流れる……

戦闘機の戦闘描写と専門用語の説明が理解しやすく、「おおっ?」てうなりましたし、物語に素直に入れ好感触でした。

敵の名前もモブっぽく、ボブとかにしてたのも色々うまいなーと。

晴美が身ごもったのが分るシーンに、二人の心情とこれからの出来事を予想させる内容をイメージ出来るように、上手く蝉の鳴き声の描写を書かれていたのがとても印象的でした。

そして最後のネタの秘密兵器の燃料の印象というか分った時のインパクトが凄かったです。
実際にはあり得ないかもしれないけど、『実際国民の生き血を吸っているものと言う意味では、間違ってはいない』わけだから。

大尉が犠牲になっちゃったのがアレですが、落としどころが必要だから仕方ないのかなと。

何か八月になると見れる映画とかアニメで見て見たいですよね。

なんというか戦争物の王道の作品+オリジナルとして良かったです。