亡き者として扱われてきたので復讐を行おうと思う
黒猫
第1話 誕生日
雪の降る日ゼリス=トールはこの地に生誕した。
最初はみな男児が生まれたことに喜び5回目の誕生日まで盛大に祝われた。
どうして俺がこんなことにならなきゃいけないんだ…
6回目の誕生日俺は教会に連れられ剣神の加護の強さを測定した。
俺には剣神からの加護はなかった。
その代わりに魔法を授けれらえた。
「このことは口外しないことだ…」
父は神父を脅迫し家に帰った。
そこからだった…
家に帰れば殴られ罵声を浴びせられる。
俺に対して愛というものを向けてくる奴は一人を除いて誰ももいなかった。
俺のそばでずっと使えてくれていた執事が唯一俺に希望をくれた。
「坊ちゃま、この先を抜ければ街です…。私の友人に話はしておりますどうかご無事で」
その後彼がどうなったのかは知らない。
ただ一つ言えることはゼリス家が憎い…
だから俺は彼がくれた全てを今愛をくれている人たちに感謝してゼリス家に復讐を行う
「おはようゼータ」
「おはようございますジーンさん」
彼が言っていた友人ジーンさんにかくまわれ俺は第二の人生ゼータ=エストとして今は生きている
ジーンさんは剣神の加護を人よりも多く受けておりそこらの人間では勝てないほどである。
その人から稽古を一年つけてもらい加護がなくても学院の生徒と互角くらいには慣れた
「ゼータ、お前は魔法が使える。だから剣技に魔法を混ぜていけ」
「はい、師匠」
「ゼータ今日から学校に通いなさい。そこできっとたくさんのことが学べる」
「はい」
そして今日から剣教学院での生活が始まる
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