「あの☂」を含む小説

これは北海道の片田舎当別町に生きる青年達の愛と友情の物語です。 共に生きると誓った美葉と正人。二人の元にある手紙が届く。正人の苦しみの源に触れるべきか否か、美葉は悩む。 アキは…

わたしが見つけた８mmフィルムに残されていた映像は、若かった頃の母が撮ったものだった。

誰かに必要とされること。 死した後でも、あの英雄がいたら。 祈祷師が読経したところで、死人の顔色が変わる、なんて恐ろしいことだ。 騙されたくない。 それとも本当のことなのか。 後…

便りのないのは、良い便り。 広告チラシに混じって、古アパートのポストに入っていた、手書きのはがき。 クロノヒョウ様の自主企画「アンコール企画　第21回～第25回のお題」参加作品。

大学に進学し2年が経ったある日成人式の招待状が届く。 高校の頃の恋愛の後悔から次に進めない主人公の伊月悠馬。あの頃に決着をつけるために成人式に向かう。そして成人式をきっかけに明か…

　とある村の共有物として育つ翔太朗が、親切な村人たちと過ごす「ひと夏」。 　村の数少ない子供の中で最年長の女子のいたずらにより性に目覚めた翔太朗は、次第に過去に置き忘れていた記…

　ボクの名前は、牧野（まきの）エリガ。 　なんのとりえもないただの小学５年生で、あの日も普通に寝ただけなんだけど⋯⋯ 「なんじゃこりゃー！？」 　目が覚めたら、いつもの世界が…

この作品は拙作『水瀬しずくは「フラペチーノはホットが美味しい」と自慢げに言った』の後日譚的続編です。 もちろんこの作品単体でも楽しんでいただけます。 あーし、赤山ららは、三日前…

東北の進学校を卒業予定の蕾と葉琉。蕾は葉琉にずっと片思いをしていた。そんな卒業後の春休みのある日、二人にあの大震災が襲いかかる。 ※当作品には東日本大震災や津波に関する描写があり…

何も信じられなくなってしまった主人公は、ふと、おばあちゃんから聞いた話を思い出します。 『今は誰も住んでいない山向こうの村には、願いを叶えてくれる神様がいる』 神様にお願いを…

十歳のブレサルは意気揚々と冒険者ギルドに入っていく。 今日から彼も立派な冒険者だ。 きっとものすごくかっこいいスキルを……。 残念でした。 ちょっとへんてこな異世界冒険録。 …

　そこは魔女と人間が混同する【新大国】――。 　ある時、貴族の出であるハント・ダックアーツは最下層都市である貧民街【ストヴァ】で名の無い少女を買う。 　少女は不思議な姿をして…

あなたに届く手紙を書いて残したい。 たった1人のあなたへ向けて、書く手紙。

【Write or Read！ お題で短編書いたら、激辛口で批評するよ。】参加作品。 スティリアの裏サーシャさんの無茶振りお題②。 いつ……未来を見据えて強く決意した時、 …

　公爵家次女のラフィリアは、姉を王太子の婚約者に取り立てる見返りに、父親によって嫁不足の魔物頻出辺境領へと嫁がされる。しかも王は、国から辺境伯家に出るはずの支援金をケチって、その…

気づけば教室で授業を受けていた俺(社会人)、困惑するも見覚えのある教室…いやシーンであった。それは何か… それは社畜だった俺の、唯一楽しみだったアニメのワンシーンである 題名は【…

特にドラマチックではない日常百合短編。おやつ代わりにでもどうぞ。

「そのうちにあのおじさんが馬に乗った侍を連れてくるんだよ。お代官さま、あいつらでごぜーますだ、ってね」 「いやいや、まさかそんなこと……」 久太郎と隼人は小学5年生。 二人は…

■あらすじ 　夏休みの終わりの出来事。喧嘩した。大事な人と。そしてキスされた――兄に。きっかけは昨日、あのとき、兄の姿を見かけたことだった――。 ※400字詰め原稿用紙換算枚数…