「動物 犬」を含む小説

あるところに、社長がいぬの会社がありました。 オフィスと呼べる場所は、四畳半の社長室だけ。 でも誰も何も異を唱えませんし、会社は問題なく機能してます。 常識とは、そう言う物…

助けてやった犬が、冬に死に、遠い春に木になる話。（2009/03作）

五十年前、日本の東京で猫の耳が生えた人間が産まれたという噂が広まった。研究者はそれを調べると、その人間の体には猫の血が流れていたのだ。 各国のトップは人間に違う生物の血が混ざった…

淋しさも悲しさも僕と君なら楽しくなれる。

山の中に置き去りにされた小犬は、飼い主が迎えに来ることを信じたまま、息絶えました。 春が来て、大きな木の一枚の葉に生まれ変わっても、まだ、小犬は飼い主が迎えに来てくれると信じ続…

大学生の三谷夕士は夏休みに入り、アルバイトの毎日を送っていた。しかしある日、目覚めるとそこは異世界だった。目覚めた森には見たことのない動物や植物だらけ。「転移先で楽しい異世界ライ…

薬局でご主人様と一緒に暮らしている犬のトコ。 彼女が拾ってきた赤ちゃんは、犬でなく猫だった。 僕の中ではかなり珍しい話。魔法使いも超能力者もモンスターも宇宙人も超科学の産物も登…

みゃっほーず王国の王子みゃあたろうが、皆と楽しく過ごしていく日々の出来事を書いています。

主人公たちの国は竜に守られていた。 しかし、ここしばらく国民たちを苦しめているのは王。守り竜は現れない。 ため息をつきながら暮らす主人公たちの前に現れたのは、一匹の犬だった。 …

男には記憶がなかった。 今までどうしていたのか、自分は何者なのか、どうしてこの曰くのある町に居るのか。 何もかもを忘れていた男は、しかしたった一つ、覚えていたことがある。 それは…

　これは一匹の犬の短い生涯の物語。主人公は一匹の「犬」。 　 　本作はペットを取り巻く現代日本の問題を物語調にしたものです。 　文末に、本文の補足を掲載しております。よろしけれ…

　過去最悪の殺し屋『猿川夫婦』 　彼らが恐れられる所以は、未だに逮捕されていないと言うことだ。 　カメラには映る。声も聞こえる。目撃情報もある。 　だが居場所を特定することはでき…

犬科、猫科、ウサギ科、etc... 多種多様な獣人たちが暮らす現代社会を舞台にした医療小説です。 獣人の世界で活躍する人間の獣医師が診る、症例と獣人生の物語。 動物病院はもちろ…

第３回小学館ジュニア文庫小説賞・第２次選考通過作品。 ※これは、昔のヨーロッパで実際に行われていた動物の裁判を描いたお話です。（賞に応募した内容に若干の加筆修正あり） ＜あら…

乾物屋 吉右衛門で働く夏太郎は、料理が上手い御付き猫。今日も朝げを片付け、一息付いていた夏太郎の元を訪れたのは・・・？ ブルードラゴンと片翼の騎士のキャラクターが登場する、スピン…

桃太郎・・・母子家庭。15歳の時に鬼退治を決意。 母親・・・桃を食べて若返り桃太郎を出産。バツイチ。 雉・・・高飛車。汚れるのが嫌い。 猿・・・威圧的。負けず嫌い。 犬・・・腹黒…

人が生きていくうえで小さな無数の命が犠牲になっていること忘れないでほしい。文学的に、ディープでカルト、どこまでも突き抜けるほどにカオスなお話を５話収録。【迷い犬、ポチの涙】【おら…

忙しさにかまけて相手をしてくれないご主人に、チワワのワビスケが怒る！ 彼はシン・チワワとなり、ご主人へ反逆を開始するのであった。 シン・ほにゃららブームにのっかってみました。…

獣の耳を持つ、少年少女の姿をした生物『キメラ』。 かつては忌み嫌われ、恐れられ、人間から迫害されていたキメラ達は、今ではすっかり『愛玩動物』として世界中の人々に愛されていた。 …

モフモフからツルツルまで、子供の頃からありとあらゆる生き物（ナメクジ除く）が好きだった。獣医になれば野生動物にだって手出しし放題、更にマイペットの治療費も浮くんじゃね？ などと安…