「幽霊 不思議」を含む小説

誰もを魅了する美しい容姿を持った少年、琉霞（るか）は、病に倒れた姉を助けるために、不思議な力を持つという『くちなしの乙女』に会いに行く。 そこにいたのは、梔乃（しの）と名乗る人形…

体験した事、今体験している事を書いてみました。

高校入学早々に不登校となった「尾先茶介」は、鬱々とした日々を送っていた。 そんな彼の元に「私はあなたのクラスメイトだ」と話す、半分狐の身体をした女の子が訪れる。 聞けば、夜の山道…

「なんでそんな幽霊でも見たような顔をしているの？」 彼女は元気にそう言った。 三日前から行方不明の彼女が。 怖くはないです。 少し不思議ラブコメ短編です。

★闇を抱えた他人の感情を受信する特異体質の少年が、生者も亡者も救いへ導く、かも⁈ 　■　■　■ 　名古屋駅から名鉄あるいはＪＲで二駅。金山総合駅の程近く、とある雑居ビルの二階…

夜ごと訪れる不思議な客は、一人でカウンターに座っている。店で働く修は、その人に惹かれていくが、その人はまるで幽霊のように気配がなく……。その客を追いかけて飛び出した修は、不思議な…

　夏といえば、納涼のための怪談話ですよね 　飲み会のネタということで、ぜひ聞いていただきたいのですが、実は私のバイト先の眼科の周辺では、不思議な幽霊事件が持ち上がっているんです …

ある理由から家族に疎まれ生きてきたサクラ。 絶望の中で出会ったのは桜のあやかし、蔵之進だった。その縁でサクラは居場所を見つけていく。 蔵之進の知り合いのシグレという少年が好意を寄…

部屋に戻った梓の前に現れたのはクラスメートの厚彦 なぜ突然人の家に！？ いつの間に！？ 不法侵入！？ 慌てる梓に厚彦が言った 「俺、死んだんだ。なんでか梓にと…

妻が亡くなった。 その年、初めて雪が降った日の夜に。 しかし、ある雪の夜、彼女は俺の前に現れた。 生前と変わらない笑顔を浮かべて。

俺は余命いくばくも無い祖父の望みをかなえる為、祖父が生まれ育ったという廃村を探している。 何でも、子供の頃に捕まえたタマムシを虫かごから出してやりたいと。 そんな痴ほう気味の祖父…

　強い感情をともなった記憶は、その場所や物にとどまることがある。 　そしてその記憶は、ときとして、他人の目に映ることがある。 　「私」は不思議な力を持つ青年に依頼し、死んでしまっ…

人生や夢を諦めかけていた麗奈がふらりと立ち寄った美容院。そこは夜6時から営業するちょっと変わったお店。オーナーさんや働く美容師さんは実は幽霊？！　お客は自殺願望者や自己満足のスト…

少し、恐いお話です。 小説を読み慣れていない方、漫画を意識して書いていますので気軽な気持ちで読めると思います。

何もなかった日常に、不思議な遺跡ができたことで全てが始まった。 中学2年生の夏休みに突如現れた謎の遺跡。 幽霊に導かれるまま奥に進むと、知らない世界に旅立っていた。 元々小…

椋尾公彦、二十三歳。高校中退、無職、引きこもり。人生の先は見えないが、取り敢えず十歳年下の弟たくちゃんの成長を慈愛に満ちた眼差しで見守る日々を送っていた。そんなある夜、公彦は不思…

人の目に映らない物ノ怪を討ち、迷える霊を導く『綾貸師(あやかし)』の少女、驪玖(りく)と晶(あきら)。 綾貸師の能力以外何もかもで幼馴染の晶に劣る驪玖は、彼女への好意を抱きつつも…

　もとはとある「怒る」をテーマにした短編コンテスト応募作です☆ 　一応、ジャンルはホラーですが、まあ、ホラーというより不思議なお話という感じかな？ 　そして、怪談界のレジェンド…

　『セーラー服姿の幽霊が、いる』 まことしやかに囁かれるその噂話によるとその幽霊は、川縁の土手に群生する菜の花の中に、すうっと立っているのだそうだ。 遠く川向こうを見つめる、…

——視えるわけではない。 けれど「それら」は確実に私たちと隣り合わせに存在している。 そして時折、波長が合えば「それら」を感じ取れる世界に自分は立っている。 そんな主人公たち…