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概要
兄バカ上等、俺はたくちゃんのために物語を書く!
椋尾公彦、二十三歳。高校中退、無職、引きこもり。人生の先は見えないが、取り敢えず十歳年下の弟たくちゃんの成長を慈愛に満ちた眼差しで見守る日々を送っていた。そんなある夜、公彦は不思議な古書店で小泉八雲の幽霊に取り憑かれ、彼の指南で生まれて初めての小説を書き始める。人生のどん底にいた公彦が、家族や友人たちとの絆を取り戻し、ライトノベル作家としてデビューするまでの一年間の物語。
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