「｢5分で読書｣」を含む小説

高校生の霧嶋夏央（きりしま　なつお）は、学校が終わると喫茶店『ポメラ』でミルクコーヒーを飲んで過ごすのが日課。 ブラックコーヒーが苦手な夏央がポメラに行くのには理由があって……

僕はある日、たまたま立ち寄った図書館で、一冊の日記を見つけた。 ちょっとしたいたずら心で書き込みをすると、持ち主から返事が。 その子は、日記の中で『ひなの』と名乗った。 そうして…

男性恐怖症ぎみの女子高生 佐伯志音は、親友である幼なじみ 小早川斎とだいたい一緒に行動している。 明るく快活な斎と、引っ込み思案で斎以外の男子と話せない志音。いつでも自分のフォロ…

とある牧師が赴任した教会。そこは異質な空間、異質な教会員、そして発見される人の胴体……。この教会にある『財宝』とは何なのか？

《縦読み推奨》 【カクヨムコン8短編賞応募作品】 中学二年生の春。 私は席が隣の彼と、秘密の会話をするようになる。 それは、小説の文章をなぞること。 限られた言葉の中で私は初…

わたし、雪村緋芽。中学2年生。怪人サボリタイから地球の平和を守るため、正義の味方コハクイエローとして戦っているの。クラスのみんなには内緒だよ！ えっ？ 顔が赤いのはどうしてかって…

沙彩は友人の椿の誘いで、写真愛好家の小さなサークルの撮影会に見学に行く。 そこで、一人の男性と出会う。

「最近、運動会でフォークダンスやらなくなったよな？」 「なんでやらなくなったんだろうね？」 それは『教育上よろしく無い』と判断されたからだろうか？ でも、あのクラスの好きな子と手…

そう、一目惚れだった。物語序盤に出てくる平和な村にいる『ＮＰＣ』は、ある日訪れた『主人公』に恋をしたのだ。名前も知らない、旅の目的も、どんな立場の人かも、何が好きかも知らない。自…

　ある日の学校帰り、僕は停止寸前の猫ロボを見つけた。その猫ロボは正露丸を分けて欲しいという。僕は家に帰って正露丸を持ち出し、その猫ロボの飼い主の元へと向かった。 ※こちらは、「…

鈴森高校の副会長である本多結衣は、生徒会長の中島淳平と付き合っていた。しかし二人は世間的には犬猿の仲として知られていて、その事実を知る者は限られていた。 そんな中、淳平の浮気（…

部活をさぼった上、門限を過ぎても帰らない妹の聖奈を探していた俺。 協力してくれる七尾さんは、顔半分を覆ったマスクをそっと緩めた。 どうやら七尾さんには、特別な力があるようで……。

人は俺を少年探偵ガジェットと呼ぶ。 なぜ、ガジェットかって？ それは俺にしか扱えない秘密の探偵道具が理由だ。 俺は今までその秘密の探偵道具『ガジェット』を使って、いくつもの難事件…

僕はお菓子クラブの部長 顧問の先生の誕生日に、部員が作ったお菓子をプレゼントする そのお菓子を決める過程で、作者不明のお菓子が登場する このお菓子を作ったのは誰？ 「５分で読書…

美少女中学生の桜子は、父親が大好きだった。 しかし周りの友達は同学年の男の子に興味を持ち、当然父親ことなど話にも出ない。家に帰ると姉や母といった家族ですら父親を冷たくあしらう。…

一八五三年（嘉永六年）、アメリカ合衆国の軍人マシュー・ペリー率いる艦隊が浦賀沖（現在の横須賀市）に現れた。 異国の船に恐れる人々を尻目に、かわら版屋の京一朗は大喜び。 恐怖心を煽…

ある時突然あの世に連れてこられた男は、頑張って現世に生き返ろうとします。まぁ途中で冥界のガバガバさに驚くんですけどね。 (ミステリーにしては浅いですけど許してください…)

「死にたい」という僕のつぶやきを見た西城は、深夜に僕の家にまで来てこう言った。「なあ、ドライブ行こうぜ」。やさしい彼の態度に僕はどうにもならなくなり…… 「５分で読書」短編小説コ…

この感情に名前を付けることを許してほしい。 「５分で読書」短編小説コンテスト2022　「だれにも言えない恋（恋愛）」部門参加作品。

　幼い頃からずっと、自分は他の普通の人とは少し違うという、漠然とした違和感に悩み続けてきました。 　思春期に性に目覚めてからは更にその違和感は加速して、社会を恨んだ事もあります…