「＃恐怖」を含む小説

小さい頃の肝試しで出会った「あいつ」との思い出を語るショートショートです。 ホラーに分類していますが、恐怖を煽るような描写はありません。 過去に別の投稿サイトに投稿した作品の再…

ある日突然、サバン症候群を発症した主人公の秋　香彩は特殊な能力を身に付け、世界へ羽ばたくのであるが、この能力の本来の目的は世界を恐怖に陥れる感染症から世界を救うことであることを知…

彼女を失った悲しみを乗り越えようとするぼく。止まらない性欲に恐怖を感じるわたし。嬉しいことがあれば悲しいこともある。あなたがちょっとでも前進できますように。

剣と魔法と神と魔物の世界。 辺境の村、ランゾンに住むアーリは冒険者だった両親に憧れ、いつか村を出るのを夢見る平凡な少年だった。 ある日、村を訪れた二人組の冒険者の依頼を受けて近く…

病床に臥せり、窓に遮られた空に憧れる少年と、空を飛び、その事に恐怖を覚え始めた少年の、互いを「彼」と呼び、互いに名も知らない二人は、手紙のやり取りを重ねることで関係を育んでく。し…

人間が苦手だ。目の前にいる人が、何を考えているのか、私のことをどう思っているのか、次にどんな行動を取るのか、読めないから。 対人恐怖で手足が凍る体質のせいで、私は孤独になった。 …

『✕』１ 『✕』印は、コンテストに落選した作品の刻印です 　地下の怪しげな『手術室』の円形手術台に、手足を広げた大の字の格好で拘束された。 　下着姿の若い女性、手術灯の下、女…

穏やかに四月Ｘ日を繰り返していた僕らのもとにやって来た、神崎リリィ。異国情緒漂う美少女の彼女に、僕もクラスメイトも皆恋に落ちる。それから時が動き始め、いつしか恐怖の大魔王が降りて…

2022年の日本は極めて混乱な状況下にあった。 極右政党「皇民党」や極左政党「新生民主党」によって相次いで発生した現政権に対する小規模のテロやクーデターは、この争いに無関係な日本…

「この国は既に『奴ら』に乗っ取られている。『奴ら』と戦ってくれていた大統領さえも……既に……」 そんな妄想を抱いた男は更なる恐怖を味わう事に……。 「なろう」「カクヨム」「アルフ…

　２０１０年、１２月。 　発端は、チンピラに絡まれていた男の子を助けたことだった。 　諜報員を名乗る男に拉致された高校一年生、丹生世記（にぶ　としき）は、同級生の二階堂寿葉（に…

北海道へと心霊番組を作りにきた四人 その時予想にしてない出来事が

｢私を……拾ってくれませんか？｣ 雪の降る夜、閉館したデパートの前で少女と女性が出会う。 見た目はボロボロ、身体もやせ細っており、とても普通ではないしおり。 対して、清楚感に溢…

　ある町の十字路は「ここで起きた事故は必ず行方不明者が出る。」という曰く付き。行方不明者はその後生還するも、異次元空間でトラウマになるほどの恐怖体験をしたという。その十字路は電灯…

変異体とは、化け物のような姿に変異した元人間である。 恐怖の対象である彼らは、見つかり次第隔離、もしくは駆除される運命である。 その変異体の駆除を請け負う“変異体ハンター”の晴…

ストレートの短い茶髪にベージュのコートを着た十六歳くらいの男の子。それが、今の僕だ。 普段は黒髪に黒い服を着た魔人の姿をしているけど、外出と言うこともあり、人間の姿に身を変えてい…

彼女と喧嘩した夜、俺の部屋に不思議なモノが現れた。 それは、一頭のアザラシ。 え？ 何でアザラシ？ アザラシがどうして自分の家にいるんだ？ 全く心当たりはないけれども、この…

ある特殊体質な青年の些細な願望を綴るお話。

　サブカル研究部に所属する高宮青年。彼は従兄の死とその後の奇妙な出来事について語るが、何気ないその内容に潜む戦慄すべき真実とは―― ※本作は筆者の空想によるものであり、架空の出来…

静かな冬の海で、僕は恐ろしい体験をした。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」「NOVEL DAYS」でも掲載しています）