「思い出」を含む小説

旅立ちと思い出をテーマにした約1600字の掌編小説です！

夏希、流理、静菜の3人は夏休みにキャンプへと向かう。行った先で出会った不思議な少女――、鈴音とのひと夏の思い出。

『ほろ苦い青春と淡い初恋の思い出は・・ 　黄昏色に染まる校庭で沈みゆく太陽と共に 　儚くも露と消えていく』 ある朝、 目を覚ますとそこは二十年前の世界だった。 小学校六年生に…

「……私、もう一度、あの曲が聴きたかった」 僕、猪野宣人（いのせんと）は変わった名前の小学４年生だ、 今日、初めて親にも言えない悪いことをした、学校を無断欠席だ、 多分親にはこっ…

2014年6月11日から18日までの、フランス＆ドイツ旅行の記録です。 少しでも、読者の皆様の気晴らしに、また再び旅行を楽しめる状況になってからの参考になりましたら幸いです。

実家の建て替えが決まり、そのための荷物整理の手伝いにと帰省した私は、そのさなかに古びた段ボールを見つける。 そこに入っていたのはひどく年季の入った一眼レフカメラであり、聞けば両親…

弟子と師匠。 Twitterからの転載。

（note）文芸雑誌『白百合』創刊号にも掲載。 https://note.com/syusui_221b/n/n055d5deda208

「虹の端って、行けんのかな」 　オレの呟きによって、オレと凛は「虹の端に行けるのか」というテーマで自由研究をすることになった。 　雨上がりの空に架かる綺麗な虹。そのふもとには…

「空気読めないよね」 小さい頃から常に空気を読み続け、周囲の環境を良くしてきた男子高校生の我孫子芽友は高学年の時そう言われ自信喪失。中学時代も立ち直れず誰も知り合いのいない高校に…

ホラー・ショート・ストーリーズのスピンオフ作品です。 保育園で出会った親友の男の子は、女の子のソウルメイトなのか。 会った方がいいのか、会わない方がいいのか・・・。 答えを知って…

母の墓参りに向かった私は今は寂れた団地のアーケード街を歩いていた。そこで見つけたリサイクルショップへ入ってみると、思い出は連れて行ってくれるというタクシーチケットを手に入れた。 …

夏に43歳になる僕は、夏になると心が踊る。 今年の夏は何が起きるか、楽しみである。 今までの夏の思い出も書いてみたい。

結婚を控えた姉とその弟の、五月のとある1日。 唐突に姉に連れ出された弟は、一日中観光に引っ張りまわされた挙句、姉の最大の我儘に付き合わされる。 それは最後の思い出作りだった。

仕事の都合で実家の近くに来た彼は、思い出の『おじさん公園』に訪れる。

ある冬の日。 間橋 杏香（まばしきょうか）の営む花屋に、中学時代の同級生、倉科 大和（くらしなやまと）がやってきました。 プロポーズの為に花束を用意して欲しいという大和に対し、淡…

30歳を超えたある日。 久しぶりに自宅に帰省すると、親から結婚の話を出されてうんざり。 気晴らしに近所を散策していると、神社から仲の良い幸せそうな家族を目にする。 何気なく見た家…

雨の日に私が語る独り言。 ずっと奥まで行くことはない。 静かで平和で幸せな悪夢。 ※自主企画『第一回遼遠小説大賞』参加作品です。