思い出タクシー　【一話完結】

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概要

そのタクシーは、思い出へ連れて行ってくれるのだという。
母の墓参りに向かった私は今は寂れた団地のアーケード街を歩いていた。そこで見つけたリサイクルショップへ入ってみると、思い出は連れて行ってくれるというタクシーチケットを手に入れた。
条件はただ、ひとつ。誰とも話してはいけない。
それだけだった。
  • 完結済 全1話
  • 4,883文字
  • 更新
大枝 岳志
  • @ooedatakeshi

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