旅好きの身としては、本作はとても楽しく、また、とても感銘を受ける内容となりました。
フランスは自分も行ったことあるので、過去の記憶を呼び覚ましながら哀愁に浸りながら読んでいました。実際には、筆者様の行った場所と完全に被ってはいないので、新鮮さもありましたが、やはり、フランスはフランスなんだなあ〜と思わされました 笑
ドイツは行ったことがないので、書かれている全てが初めてでしたね。
そして、旅行中での出来事を、こんな細々としたところまでよく覚えているんだな〜と非常に感心しました。行ったことない身からすると、驚くほど有り難く詳しく書いてあります。
様々な思惑を元に、日本人としてヨーロッパを回った著者様。心の中の様子も含めて、とても面白い内容でした。また、旅に出ようかな…金貯めなきゃ。
ヨーロッパ旅行の手記…は、かずあれど、このエッセイがとくべつなのは、あくまで『ふつうの旅行者』目線であること、と、描写のリアル、なんじゃないかな、て、思います✨
旅行慣れしたそつないジャーナリストのガイドブックはどこでも読めます。が、ここでは準備や旅先での食事、お土産、人との繋がり…の、試行覚悟、失敗談、成功記録…が細かに書かれていて、「そうなんだ、じゃ、そうしよ」て、納得。参考にしとこう、て、しおりをはさんじゃいます👍
と、旅の描写。リアルです、見たもの、泊まった場所、食事の味、思わずしらべて、「なるほど、じゃ、これは食べなきゃな」て、やっぱりブックマーク。さらに、観光地の歴史背景解説つき👏
海外旅行をお考えの方は必読。いけないな、て方は疑似体験。どなたにもおすすめの一作です✨