「ミルク」を含む小説

　短編連作です。一章ごとに完結しています。どこから読んでも解る内容ですが、一章から読めばより解り易いです。 　第一章「肥料」の梗概。　 「弟の瑞樹（みずき）は、今日も生きていた…

記憶が消えて、最終的に呼吸することも忘れ、死に至る病『ミルクパズル症候群』。 誰が、どうやって罹患してしまうのかはっきりとしておらず、また明確な治療法も無い。 記憶のバックアップ…

青春は珈琲のようなものだ。 青春なんて言葉は、子供たちに夢を与えるための方便でしかない。 若い彼らには苦味の良さなど分かるわけもなく、ただ苦いまま。 だが、そこにミルクや砂糖を…

苦いのが苦手な私 苦いのが好きな彼 理解できない彼の好み 珈琲みたいに真っ黒なの でも、気になる 好きな人の好きなもの 苦いってわかってるのに 私の気持ちもぐるぐるまわる …

ある日、卵焼きを前に幼馴染の明彦君は言った。 「甘い卵焼きは邪道だと思うんだ」と。 私はホットミルクを飲みながら、彼の卵焼き論について話を聞く事にした。 これはとある幼馴染の二…

　庶務課の沢田は、終業間近、休憩室に入った。 　そこには、若くして営業課長になったエリート、河内が居た。 「何飲んでるんですか？」 　沢田は何気なく訊く。意外な答えが返ってくると…

　失恋の悲しみ、家族との不仲を苦に自ら命を絶った女子大生。彼女は死後の世界で次の転生先が決まるまでの間、魂の案内役と名乗る男と出会う。 ◆富士見Ｌ文庫　テーマ別超短編小説コンテ…

錬金術が好きな男爵令嬢のミルクは、突如侯爵のヴィスターから、側室へ迎えたいとの申し出を受ける。 ヴィスターが出した婚姻の条件とは……？

ニートと生活をするようになった賞金稼ぎのミルクと蝶子。そんな時、ラジオから十三柱の鈴木麒麟児がテロリストに誘拐されたと情報が流れる。これは賞金のチャンスと捉えたミルクだが相手は青…

利川和彦は高校一年生。六月初旬のある日のお昼休み、学食にて幼馴染の桜子と日本も含めた世界の料理フェアの限定メニューを味わっていた。そのさい、桜子からこのイベントになぞらえて最近出…

嗅覚と味覚は、優しい記憶を思い出させてくれる・・・。

　賞金稼ぎのミルクと蝶子。人質だったニートと出会った事で事件に巻き込まれる。

娘7ヶ月。産まれてからおっぱい一筋、むしろミルク飲んでくれないくらい。私に何かあったときはミルクどうやってあげよう、マグマグも駄目だしと悩み中。 そんな時に起こった出来事。 世…

　単純に、人を産むって面白い！ どうでもいい情報からそうでないものまで、上は乳から下は膣まで、 出産に縁遠い人にも興味を持ってほしいあれこれをお届け。 　今年初めに赤ん坊をこ…

人間を穏やかに絶滅させる為に建国された不殺生国。 人間は最も下等な存在であり、アリ一匹でも殺してしまうと直ちに処刑されてしまう。 国民には穀物や果実、ミルクなどの食料品が配給さ…

「阿刀田高のTO-BE小説工房」第三回応募作。選外。

　西暦２０○×年。それはとある町で起きた悲劇。人々は暴れる悪夢にうなされ、眠れぬ夜を過ごしていた。 　そんな時、この町に魔法少女が現れた。 　彼女はその拳を握り締め、奮闘する…

少女は母になった。

寒い雪の日に、外から帰ってきた夫婦。 家に入って、二人がやった事は……。

春咲一悟（はるさきいちご）　男。超能力者。 発戸ミルク（ほっとみるく）　　女。？？？ 一悟が超能力を使っている現場を、ミルクが目撃するところから、二人のストーリーは始まる。