いちごミルク

としき

第1話

いちごミルク



「今、きみ、超能力使ってなかった?」


 それが、俺――春咲一悟はるさきいちごに対する、発戸ほっとミルクの第一声だった。



 一


 俺はその日も退屈な日常を楽しんでいた。

 高校入学し、一ヶ月も経てば、クラスでは特定のグループができあがる。俺は極力、そのいずれにも属さぬよう、かと言って「ぼっち」と見なされない程度には影を濃くしてクラスに溶け込む。

 そうして、ただ独りぼうっとして、窓の外を眺めながら、クラスメイトの交わす会話を聴くともなしに聞く。

「超能力が使えたらいいよなー」

 ふと、そんな羨望に満ちた言葉を発した奴がいた。

 周りの連中も口々に賛同し、透明人間になりたいだの、透視、予知能力、果ては空を飛びたいだのと、思い思いの現実逃避を語り始める。

 俺は一瞥を送った。

 バカ言うな。そんなに便利でも、嬉しくもねえよ。

 そう教えてやりたいのを、ぐっとこらえる。

 実際に超能力を身につけてしまった者の苦労や悩みを彼らは知らない。

 いや、本当に便利な能力なら、また違った考え方が持てたかもしれない。

 しかしそうでない場合、科学者のモルモットにされるのではないかという恐怖や、他人から奇異の目で見られる不安が勝ち、超能力を持っているという優位性を心から感じることは難しい。

 少なくとも、俺はそうである。

 念写。

 いろいろ試し、調べた結果、俺の持つ能力は、念写と呼ばれる部類に入るのだと思う。

 頭の中でイメージしたものを、俺は、ガラスに映し出すことができる。一般的には写真フィルムに映すものらしいが、俺の場合はどういう訳かガラスにしか投影できない。

 とはいえ、力が弱いのか、使いこなせていないのか、はたまた俺の想像力がどこか狂っているのか、映し出される絵は幼稚園児の落書き並だ。

 超能力を得意げに使っても、絵心がないと嘲笑され、マッドサイエンティストの実験室送りになる運命は火を見るより明らか。

 なんの得はない。

 結局、『能ある鷹は爪を隠す』を実践することに全力を注ぎ、平々凡々たる学生生活を送ることに神経を集中させるのだ。

 ただそうは言っても、この能力、人と違う特異性であることには間違いない。

 なので俺は、こっそりと、その能力開発には勤しんでいる。今は役に立たずとも、いつかは。そんな思いを抱いて、放課後になると、工芸室へ向かう毎日だ。『近代アート部』の活動場所である。

 と言っても、ちゃんと活動する部員は俺、ただ一人のみ。他は帰宅部代わりに所属する幽霊部員ばかり。俺が一人になれる時間。一人で念写訓練ができる場所。

 いつものように、俺は、十センチ四方のガラス板をイーゼルに立てかける。そしてイーゼルの向こうに置いたプラスチック模型のフルーツに目を向ける。目に焼き付け、ガラス板に視線を移す。

 表面に彫りこまれたかのようにフルーツが浮き上がる。ただし、ただの丸や三日月が幾つか並ぶのみで、およそフルーツには見えない。

 その時に初めて、工芸室に隣接する準備室に人がいたことに気づいた。

 知らない女生徒だった。

 制服のリボンの色で、同じ一年生だということは分かった。

 長めの髪が特徴的で、少し大きめの眼。その二つともは、大きく見開いていた。やがて半開きのまま固まっていた小さな唇が動く。

「今、きみ、超能力使ってなかった?」

 静かな工芸室の中に響く、澄んだ声音だった。


 二


 まずい! 見られた?

 俺はその場を取り繕う為に、頭をフル回転させる。

「いや……その……超能力? なにそれ? おいしいの?」

 空笑い。

 ――違う。そうじゃない。落ち着け俺。

「超能力? そんなの信じているの? 低能だね。あんたミーハー?」

 気を取り直して、嫌味な奴を演じる。

 さあ、とっとと気を悪くして、どうぞ出て行ってくださいお願いします。

 しかし女は一向に気にしていない様子だった。驚きで広げていた目を、今は興味深々といった然で輝かせている。その瞳に一瞬、人工的な艶を見出し違和感を感じた。すぐにそれはコンタクトだと分かった。

 眼鏡も似合いそうだが、と俺は窮地にさらされていることを忘れ、のんきに、あさってのことを考える。

「信じるも信じないも。今、きみ、そのガラスに何かしたよね。手を使わずに」

「! いやいやいや。手を使わずにガラスに線を描くなんてできる訳ないじゃん。これは、そこにある電動ルーターっていう道具を使って描くんだよ」

 嫌味キャラは早くも退場し、素で動揺する俺がいた。

 こんな時の為にも、俺はカムフラージュとしてちゃんと加工具を用意している。ガラスに絵や文字を入れる場合、一般的に使用される電動ルーターである。近所のホームセンターにて税込価格2,980円(特売品)。

 それを指しながら弁明する。

 女は近づき、机の上に置かれたルーターを覗き込む。

「ふーん? これを使って……?」

 訝しむような女の声。

「でも、これ……コンセント抜けてるけど……?」

 抜けているのは、俺の頭もだったらしい。

 絶句する俺に、女はにっこりと微笑みを浮かべた。

「大丈夫。誰にも言わないから。ね? 超能力使ってたんでしょ? どんな力なの? どうして何もしてないガラスに、こんな幾何学模様がでてきたの?」

 その時に感じたショックの原因はもちろん二つ。超能力がばれたものと、フルーツを幾何学模様と言われたことだ。

 もう少し粘ろうかと思ったが――

「素直に言わないなら言いふらすよ?」

 小首を傾げながらの笑顔に、俺は陥落した。

「俺は念写ができるみたいなんだ」

「念写……?」

「うん。頭の中にあるイメージを、ガラスに映し出せるんだよ」

 俺はイーゼルにあるガラスに視線を向けた。それにつられたように、女も目を向ける。

「じゃあ、きみは幾何学模様をイメージして、このガラスにそれを映していたんだね」

 俺はチラリとフルーツに視線を送り、すぐに目を逸らす。頬を掻きながら一言、「そうだ」と答えた。

「楽しそう!」

 女ははずんだ声をあげた。会ってまだものの数分であるにも関わらず、女は表情と声をころころと変えた。それが俺にはとても新鮮だった。

「そう言えば、まだ名前、名乗ってなかったね」

 女は顔をはっとさせて、俺に向き直った。そして笑くぼを見せる。

「私は発戸(ほっと)、発戸ミルクと言います。ミルクでいいよ」

 屈託のない顔に、俺も自然と頬が緩んでいたと思う。

「俺は春咲一悟(はるさきいちご)」

「いちご君? 可愛いね」

 眉根をひそめて見せた。男に可愛いは、褒め言葉ではない。

「春咲と呼んでくれ」

 ミルクは「ぶー」と口を尖らせた。

「いちご君のがいいじゃん?」

「春咲で」

「じゃあ、条件をクリアしたら、苗字で呼んであげる」

 いたずらっ子のような笑み。

「条件?」

「そ」

「どんな?」

「私をモデルに絵を描いてくーださい。その念写を使って」

「え?」

 念写を使って人物像……? フルーツが幾何学模様のレベルなのに……?

「どっから見ても、『これは私だー』って絵が描けたら苗字で呼ぶよ」

 そう言ってミルクは、プラスチックフルーツの林檎を手に取った。それを俺に投げてよこす。

 その林檎が描く放物線を、俺はスローモーションで見るかのように、はっきりと認識できた。若干、放心状態で俺はそれを受け取る。

 林檎は赤く丸い。当り前だ。これはミカンにはならない。誰もが知っている。

 ミルクだって知っているのだ。

 林檎がミカンにならないことを。

 ミルクは分かって言っている。

 俺の念写が幼稚園児並みだということを。

 その証拠にミルクは、ニヤニヤと面白がっているように、プラスチックのミカンを手に笑っている。


 三


 ミルクの提案した歩の悪い賭けに、俺は乗った。

 まあ呼び名にこだわらず、そのまま「いちご君」と呼ばれれば良いだけではあるが、それは気恥ずかしい。

 子供の頃から、この名前にはわずかばかりの抵抗もあるが、自尊もある。

 ひらがなで表記すると、苺を連想させ女の子らしさが表出してしまう。それが嫌だった。

 しかし『一悟』という漢字表記は好きなのだ。なんとなく男らしさも感じる。父親がつけたと聞いているが、『たった一つで良いから、なにかしら真理を掴み悟りをひらくように』という願いを込めたものらしい。

 ミルクの呼び方は、どう考えても「一悟」ではなく、「いちご」だった。だから、できれば苗字で呼ばせたい。

 しかし俺の念写は、相変わらず幾何学模様を量産し続けている。

 モデルが人物になったことで、どちらかと言うとピカソ風味だ。出来上がる落書きを見る度に、ミルクのじと目が強くなる。

「ふーん。いちご君に、私ってこんなにブチャイクに見えているんだー?」

 そう言いながら、ミルクは右下に入れたサインの文字を細い指でなぞる。

『Ichigo』

 絵の方は落書きレベルではあるが、恰好付けで、一応入れているものだ。

「いや、でも、だんだん上手くなってるだろ!」

 俺は必至に主張した。

「まあ確かに、前と比べると……。顔の輪郭も、ただの丸から、洋ナシぐらいの曲線にはなっているもんね」

 ミルクも全否定はしなかった。

 そう。俺は、ここ数日で確実に上達している。フルーツとは比べ物にならないほど複雑な人間の顔を念写してきた賜物であろう。なまじ下手だと言う意識から単純な形状の物を念写し続けてきた訳だが、かえって進歩を妨げていたのかもしれない。

「もうあと一週間もしたら、ミルクは俺を春咲と苗字で呼んでいるかもな」

「そう……? 洋ナシが人に進化したら、ダーウィンもびっくりだよ」

「俺が奇跡を起こすさ」

「なにそれ」

 ミルクは口元に手を当てて、くすくすと笑った。すぐ横で、そうして肩を揺らされると、彼女の髪の香りがふわりと漂うことが度々ある。いつもそれには、めまいにも似た感覚にとらわれた。

 どぎまぎとして、俺は、ミルクから意味もなく距離を取ろうとした。結果的に足をイーゼルにぶつけてしまう。

「あっ」

 ミルクの声が聞こえた直後、イーゼルの倒れる音と、ガラスの砕け散る音が工芸室に響いた。

「あっちゃあ。あ、ミルク、拾わなくていいよ。危ないから」

「うん」

 屈みこんだミルクが、床にひろがったガラスに手を伸ばそうとしたところだった。そのまま手を引っ込め、立ち上がる。

 俺は掃除道具入れから、ほうきとちり取りを持ち出し、ガラスを集める。一通り破片を集め終えたところで、ミルクに命じた。

「念のため、ちょっと掃除機借りてくるから、何もしないで待っててくれ。なんだったら、もう帰ってもいいぞ?」

「いいよ。待ってる」

「分かった。じゃあ、ちょっと待っててくれ」

 職員室から掃除機を借り、工芸室へ戻ると、ミルクは外を眺めていた。開けられた窓から入るそよ風が、ミルクの長い髪をかすかになびかせている。

 その光景は、これまで見たどんな写真や絵画も敵いはしないだろう。シャッターを切ったかのように、その一瞬は俺の脳裏に焼き付いた。それほど、俺にとって強烈なワンシーンだった。

 オレンジ色に差し込む夕陽を一身に受け、ミルクは前髪を押さえ、目を細めていた。その表情は極めて柔和で、穏やかだった。

 しかし一点だけ。俺は強い違和感を覚える。

 瞳が真紅だったのだ。赤く燃える太陽を受けているせいだろうか。

 近づく俺に、振り向き、ミルクが微笑む。

「早かったね」

「……紅い」

 俺の呟きに、ミルクは瞬間、きょとんとする。

「あー、夕陽ね。そうね。まっかっか」

「違う。ミルク、お前の目」

 はっとした表情で、ミルクは目を手で隠し、顔を背けた。

 ミルクの瞳は、夕陽を背にしても尚、紅かったのだ。


 四


 映画なんかで見るヴァンパイア。それを彷彿とさせる瞳だった。

 中央の瞳孔は黒いままで、その周囲にある虹彩が紅なのだ。外側から白、赤、黒の三色がハッキリと見てとれた。

 今はミルクの頼りない小さな背中しか見えない。

「ミルク?」

「コンタクト……」

 赤いカラーコンタクトを入れたという、考えがよぎった。

 しかし――

 なんのために?

 俺を驚かすため?

 なら、なぜ隠すように背を向ける?

「黒いカラーコンタクト……落ちてない?」

 弱々しい声だった。

 そしてようやく悟った。

 ミルクは赤い瞳を隠す為に、わざわざ黒のカラーコンタクトをしていた。それを今、落してしまったと言っているのだ。

 俺は辺りの床を見回すが――

「見つからないと思う。仮にさっき落したのなら、多分ガラスと一緒にゴミ箱の中だよ」

「……そうだよね」

 そこでようやく覚悟を決めたのか、ミルクは顔をこちらに向けた。紅い瞳を伴い、半泣き半笑いの表情で。

「私ね……見ての通り、昔から、生まれた時から、目が紅いの」

「……そうなんだ……」

 なんと答えるのが正解なんだろう。相槌を打つだけが精一杯だった。

「それとね……関係がある……んだと思うけど…………」

 ミルクが自信なさげに、ぽつぽつと言葉を紡いでいく。

「私もね……その……超能力者なんだ……」

「……そうなん――え?」

 俺は驚き、コクコクと頷きかけた顔を、上げる。

 まっすぐと俺の目を見て、ミルクはしっかりとした口調で告げた。

「私はパイロキネシス。火を発生させることができるの。人間着火マンよ」

 その時にできた笑くぼは、とても弱々しいものだった。

「私……この能力が怖いの。今のところ暴走はしないけど、いつ人を傷つけてしまうかも知れないし、人から後ろ指されたり、解剖されたりしてしまうのではないかって。……でも、そんな時に、本当に偶然だけど、いちご君と出会って……同じ……とは言えないけど、超能力者に出会って……私……」

 ミルクは次から次へと言葉を発し続けた。

 その内容は、俺が常日頃考えていることとそっくりだった。

「だから私……とても安心できて……嬉しくて……できれば一緒にいたくて」

「分かるよ。ミルク。俺も怖かった」

 できるだけ穏やかな口調となるよう俺は努めた。

 ミルクの震えを抑えてやりたかった。

「もうお互い、独りじゃない。大丈夫。俺たちはもう独りなんかじゃない」

 思い切って俺は、ミルクの肩を抱いた。

 柔らかな髪が俺の頬をくすぐる。

「いち……ご、く……ん」

 そしてミルクはせきを切ったように泣き出した。

 おさえつけていた不安が解放されたのだろう。

 俺も泣きこそしないものの、同じような境遇の仲間がこんなに近くにいたのだという心強さで胸はしめられている。

 もう一つ。思うことがあった。

 その想いは、まだとても小さく、希薄なカケラだと思う。

 しかし確かに存在している。

 それが他ならぬミルクで良かった、という想いだ。


 五


 どれほどミルクは泣いていただろうか。

 泣き止み、顔を上げた時には、西日ももう差しこまなくなっていた。

 白目の部分まで赤くさせた顔で、ミルクは恥ずかしそうに呟く。

「ごめんね……みっともないとこ……」

 俺は、ぽんぽんと頭を叩いた。

「き、気にするなよ。そ、それより」

 赤面し始めた自分に気づき、体を離す。急いで俺はイーゼルに新しいガラス板をセットした。

「いちご君?」

「ちょっと待ってて。今なら」

 俺は意識を集中させた。

 さきほど見た一瞬の光景を強くイメージしながら。

 風に髪をなびかせるミルク。

 目を細め柔らかな表情を浮かべるミルク。

 夕日に頬を染め、紅く吸い込まれるような眼を持つミルク。

 あの瞬間に見たミルクを強く強く強く思い返す。

 これまで俺は見たままを念写しようとした。

 しかしそれではダメなのだ。

 俺の頭の奥の奥。心の奥底から湧き上がるイメージを念写するんだ。

 その考えが確信へと変わるのに、そう時間は必要としなかった。

 ガラス板には、みるみるうちにミルクの輪郭が刻まれていく。

 数分もしないうちに、そのガラス上に、今にも動き出しそうなミルクが浮かび上がった。

 前髪を手で押さえ、後髪をなびかせ、目を細め笑くぼを浮かべるミルク。

 色こそないが、あの時に見た光景そのものだ。

「すごい!」

 ミルクが感嘆の声をあげた。

 俺は「ふう」と息を吐き、力を抜く。

 最後の仕上げだ。

 ガラスの右下にサインを入れていく。

『Ich go

   M ruku』

 それを見て、不思議そうな顔をミルクはした。当然だろう。ミルクの名前らしきものが並び、かつ途中の文字が抜けているのだから。

「いちご君。どうしたのこれ……? もう一つは私の名前?」

「そう。作者は俺。モデルはミルクだから」

「でも……文字が抜けてるよ」

 いざとなると恥ずかしい。俺は視線を逸らせて、考えていた事を口にする。

「その……、俺がこれから、ミルクの方に『i』の字を書き足す。だから、ミルクには、俺の名前の方に『i』の字を入れてくれるかな?」

 相当に恥ずかしかった。

「それって……。つまり『i』の交換こ、……ってこと……?」

 更に顔の温度が急上昇するのが分かった。

「あ、いや、その、ま、あの、………………そうかな」

 くすりとミルクが笑った。

「いちご君。ロマンティストー」

「お、男はみんなロマンを追い求めているんだよ」

「なにそれ」

 ミルクがくすくすと笑う。そして、ふと何かに気づいたように笑いを止めた。

「あー、でも」

「どした?」

 逆説の言葉が気になり、俺は反射的に真顔になった。

「ここまで私に似ていると、私、約束通り苗字で呼ばなくちゃいけないね」

「そういえば、そういう約束だったな」

「『i』の交換した後でも、私は苗字で呼ばなくちゃいけないんだね」

「それは…………」

 ミルクが迷うことなく、『Ich go』のぽっかり空いた場所に細く白い指を当てる。

 するとその場所が赤くなり、ガラスが溶け、足りない『i』の字が埋められた。

「私が先に書いちゃった」

 ぺろりと舌を出す。

 俺は内心で、白旗を上げた。

 父親の言葉が脳裏をよぎる。

『たった一つで良いから、なにかしら真理を掴み悟りをひらくように』

 とりあえず、俺は一つの心理に辿り着いちゃったみたいだよ。

 男と女は惚れたもの負けなんだ。

 泣いたカラスがもう笑った。

 ニヤニヤと面白がっているミルクの顔を見ながら、俺はそう悟った。


(了)

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