「箱もの」を含む小説

　何が飛び出してくるか分からないびっくり箱。張り巡らされた予防線と言う名の防犯センサー、ブービートラップ。　――そんな大それた事を言いながら、もの静かに進行して行こうと思います（…

こことは別の世界を舞台にした戦記ものです。 海戦、それもマイナーで地味なことこのうえない商船護衛を題材にしました。それでも構わないという方は是非ご一読ください。 近況ノートにて備…

漫画家を目指す普通の高校二年生――佐藤太郎は自分の部屋で漫画の執筆中、突如光に襲われ意識を失った。 目を覚ました彼の前には、見たこともない超絶ボテ腹美少女がいて……ん？　ボテ腹！…

あらすじ 　少年の心は弾んでいた。新しいヒーローの変身ベルトを、買いに来たからだ。 　しかし、人気シリーズのため売り切れ。落ち込むジュンヤ少年は、箱に入っていないベルトを見つける…

高校2年生のお昼休み。 今日も中西はクラスメイトの野ノ原さんとお弁当箱を突き合わせて食べています。 そんな一時を切り取ったお話です。

本作品に登場する部活は、クイズ研究部ではない。 『クイズ番組』研究部である。 飛び交う意図的なボケ解答。 不意におとずれるオバカ解答。 それら珍回答が、正統派解答者（タダのゲラ…

百葉箱【ひゃくようばこ】 　気象観測用の木箱。「ひゃくようそう」とも。 　戦前より気象庁で用いられており、長らく湿度・温度計測の要となっていた、色白で足長の美人さん。いつも同じ…

坂本龍馬に転生した主人公。しかしそれは暗殺される日と場所だった……。 なんとしても彼を排除しようと、様々な人々が追い詰めていく。 そうして行きついた先は『箱館』だった。 箱館の人…

【誕生花シリーズ　258】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 主人公はバーテンダー。練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。 ※関連話に　小箱の中は甘い香…

【誕生花シリーズ　257】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 主人公はバーテンダー。練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。 ※関連話に　小箱の中は甘い香…

　ある日、うちに一体ロボットが送られて来た。それは、見た目にも美麗なメイド型A.I.ロボットだった。 　そして、その〝 ついでもの 〟である、お喋り好きな《箱》。すべてはそこから…

「おれん家の押し入れにダンジョンできてるううううううう！？」 　そんな現象が世界を襲って十数年 　特に異世界人との交流もなくダンジョンだけが有効活用されていた 　はびこるモ…

特に意味はありません

　小説は、自分に必要不可欠だ。 　それは、主人公(僕)の考えである。 　彼自身の存在と、彼の運命が、小説執筆をはじめた親友と、学校で得た知識が――すべてが”怪物”を生み出す。

　原初の無。全てが『　』だった。時さえ何物にも及ばず、『　』さえ『　』足りえなかった。虚無の中、『　』から全てを創造するべく、神と呼ばれるものは世界を七日で構築した。 　そして五…

佳山 静、14歳。 なかなか複雑な家庭で育った俺には、妹がいた。 そう、妹が、「いた」のだ。

カクヨムから失踪して約一年。その間にもブログやツイッターを始めて見事に爆死したはやをは腐りきっていた。ボッチ極まるリアルライフにも嫌気がさし、ようつべとニコニコで時間を無駄にする…

かつてこの世界で、最も発展したのは倉庫業だった。生き物以外ならなんだって、軍用品から日用品まで、全ての物体が電子的に移動する。その生活を支える莫大な基幹インフラは、イデア・エレベ…

椎日は小説家だった。 素朴な言葉の中に、鋭利な刃物が潜むような本を書いた。 然し、椎日は、自分のことには寡黙だった。 椎日は小説家であり、 また小説そのものでもあった。 …