「神 人間」を含む小説

人の世に、まだ古(いにしえ)の神や妖化しがいた頃のお話。 さる山の女神に守られた霊峰の中腹に、うさぎの妖化しが住んでおりました。 姉の名を白嶺(シラネ)、妹の名を黒嶺(クロミネ)…

早坂順弥は、改造人間である。 秘密結社「ノウド」は、世界の裏側にはびこり、人々を造り替え、いつか来る「その戦い」に勝利すべく、触手を全世界に広げつつあった。 その日本支部。 それ…

《都古（みやこ）》に住まう人々は人種で区別されている。 人としての限界を外れてしまっている『人外』 漂う人間のようなもの『概念』 古くから京都に住まう人間の信仰の対象『神様』 神…

天空にいちばん近い山、イーヴァ。その頂には、公国を治める大公の城が建つ。 ある夜、その城からドラゴンに乗った少女が飛び立った。 彼女はその身に呪いを背負い、忌まわしき策謀から逃れ…

ある日ふとしたきっかけでつい世界を滅ぼしてしまったぼく、野中正は目が覚めると神界に呼び戻されていた。そこでぼくが知らないうちに神として人間界で生きていた事実を知らされてしまう。ぼ…

とある町の山奥に存在する古びた神社。 周辺の人達は誰も近寄らない所で、町の人間からは妖怪神社と呼ばれている。 そんな神社の神主、金長 出雲と巫女竜造寺 こま、百目鬼 明日香。そ…

『私は、普通とは違う……』 　他人とは違う、普通でない少女。誰よりも普通に憧れ、それでいて嫌ってきた少女。 　そんな彼女が迷い込んだのは、神様たちが暮らす不思議な異世界。保護し…

　神の加護によって守られてきた世界。しかしその間、神は人の願いを聞き続けていた。 　人間への同情――超越者である神には、罰でしかない。しかも人間たちは何の学習もせず、神への依存…

不遜な人間 自然の力に頭を垂れる

一人の少女が森で目を覚ました。 彼女の記憶にあるのは、地球という星の日本という国に住んでいたということだけ。 ここはどこ？ 戸惑う彼女の目の前に、シツと名乗る青年が姿を現す。…

畏れを忘れた人間たちよ。今こそ神の裁きを受けよ！

　神々と英雄たちの時代が過ぎ去り、早くも3千年のときが流れた。 　時代は移り変わり、神の存在が薄れ、超常が否定され、魔法が廃れ忘れられ、科学が世の中を支配する時代。 　だが、…

エルカシア国の五将軍の一人アステリウスは、物心ついたときから、何かを忘れているという強い思いにとらわれていた。 それを思い出すため、将軍職を捨てて旅に出た彼は、前世を見ることので…

隕石によって空いた大穴《シュトロム》。 隕石はガスに引火し、辺り一面を火の海に変えた。巻き上がる粉塵は地球を覆い、人々は餓えに苦しむ。 時を同じくして現れた変異生物《クリーチャ》…

イケメンなのにどこか残念な神様、宇雅（ウガ） スーパーに行きたいと言い出したり、人間と混ざって遊んだりと とにかく人間と触れ合いたい神様。 　 だが、ある日を境に宇雅の日常は一変…

物語の進展上、暴力的なシーンやいじめなどの表現、陰鬱とした展開が入る可能性が高いです。この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません事をご了承ください。 …

　某有名動画サイト『ゆぅちゅ場』で活動する、他人を玩具にすることが趣味の黄木凛（俺）はある日、自分のことを女神だと宣う少女に宗教勧誘を持ちかけられる。そして、なぜか「神を助けてほ…

　グリモワールの伝説。 　何千年もの昔、進化と混沌を求めた神を罰する為に作られた魔道書を巡る逸話。 　千年に一度その魂は解き放たれ、人間の世界に混沌を呼ぶ魔物が召還される。 　―…

新神　響(あらかみ　きょう)は人間であり、幽霊にもなれる珍しい人間。彼の生活は不自由ばかり。挙げ句、山奥の幽霊の便利屋「長月屋」に住むことに⁉そこでの生活は忙しくハプニングばかり…

ヒトと、人工知能の物語です。 １話読みきりの短編、連作形式になっています。 ２部をちょくちょく、不定期に更新中。