「２０２２１０」を含む小説

両親の喧嘩に嫌気がさし、中学三年生の真島光一は夜中に家を飛び出した。遠くへ行こうと、東京駅のバスターミナルに来たが、目を留めたのは東京駅発東京駅行という奇妙なバス。興味半分で光一…

KAC202210【真夜中】 普通なら見えないものが私には見える。 空中に浮かぶ人間は死神と名乗った。 真夜中の出会いが私の日常を変える。

　俺の家の近所には、豪邸がある。近所といってもその豪邸には雪見詩奈というお嬢様が住んでいて、彼女はそんな守られるばかりの生活に飽き飽きしていた。 　なぜ俺がそんなことを知っている…

病院に行って４時間待たされた。 具合が悪いから行ったのに。

◆うさぎのラクーンは、遠方のシャムレイと、いつものように真夜中に念話する。 応援するような声も入って来た。 ◆よろしくお願いいたします。

珍しく悲しくないまともなやつ。 KAC2022 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022～の⑩『真夜中』

ー起死回生を図るユーチューバーが目にしたものはー ホラー短編 第10回お題「真夜中」をテーマにした作品です。

今から何十年後かの未来、夜行性の人々が増え、人類は夜にも活動をするようになる。 朝や昼ではなく夜に活動を開始して仕事や遊びに打ち込み、夜に生きる彼らは「真夜中族」と呼ばれ、その人…

ぶっちゃけてしまえば、ターゲットの自宅に直接おもむいて襲ったほうが、いくらもマシといえよう。

真夜中に目が覚めたらお題が真夜中だったので、気まぐれにKACに参加 SFチックな600字超短編です

【KAC2022参加作品：お題→真夜中】 真夜中に目を覚ますと猫がたくさんいる所にいた。 愛猫から感謝されたり、仲良しの猫と遊んでいるところを見たり、 またたび茶を出してもらった…

花蓮は同じ会社の先輩の白野茉耶夏のことが好き。先輩はコミュニティFMで番組を持っていて、花蓮はその番組のヘビーリスナーだった。 カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ お…

無色透明の世界を創った神さまは、ある日絵の具を持った「色の子どもたち」に絵ふでとえんぴつを渡してこう云いました。 「せかいを描き、あなたの色をつけてあげなさい」と。 KAC…

鳥は喋るし人は飛ぶ。我ながら順応力が高いと思う。 KAC2022 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022参加作品。 短編連作。どこからでも読めます。……が、…

病院のベッドの上で死んだ僕は、新しい身体で目を覚ました。 つやつやの肌、小さな手。 僕はもう一度赤ん坊として生を受けたらしい。 さあ、次はどんな人生を歩もうか！ 何でもできる！　…

女性OLの自宅に住処代わりに潜伏している主人公は、毎夜空きっ腹を満たすために潜伏場所からリビングに向かう。 主人公にとって家主の生活習慣を把握することこそが、潜伏を続ける術である…

　生家がなくなり、九年が経った。はやいなと、凪裟《ナギサ》は思う。 　二十歳になった。本来なら、もう結婚をして子どももいただろうかと、あったであろう未来を想像する。 　だけど、…

夢を見た「僕」の名前とは！？

花金を迎え、マイラヴァー（アルコール類）と共に仕事から帰宅した会社員男性。 デート（飲酒）を楽しみ、布団に潜り込んで明日への惰眠の決意を固めつつ就寝。 そして真夜中の午前2時、…

　……僕は思ったの。『真夜中は、或いは明日への想いを、育む心の時間だったのかもしれない』と。