「神 伝奇」を含む小説

その弥芭提(ヤバダイ)と云う島国は、いつとも知れぬ昔に「最強の魔神」「この世界に残存する最後の『神々』の内の一柱」と言うべき強大で邪悪な存在が作った結界により、外部と「鎖国」され…

時は大照四年。 “名無し”と呼ばれる娘は、時代から取り残されたような山里でようやく生を繋いでいた。 死んではいないだけの色のない日々は、しかし帝都からの訪問者を皮切りに目まぐるし…

今から約3000年前、女神アテナは神々の間で楽しむゲームを創造した。 そのゲームはやがて「パラスアテナ」と呼ばれるようになり、 人間たちの間でも、知恵を競う競技として普及すること…

長編出張読み切り短編博覧会Vol.1 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054921619726 怪力乱神を語る https://k…

（最新版は「小説家になろう」で更新中。こちらは「カクヨム版」として、基本的に一回遅れで更新中です。なろう系のムーンライトノベルズ には「女大公カイエン　“裏と番外編”」があります…

廃屋で見つかった、首の無い少女の遺体。 殺人現場に現われた幽霊は、霊が視える高校生、度会眞仁の元へとやって来た。 幽霊の頼み事とは「殺された子供を助ける」こと。 そのためには殺人…

異端の民俗学者・貝木稀人（かいき　まれひと）。 彼は怪異が実在するなどという世迷い言を繰り返すため〝プロフェッサー怪奇学〟と望まない綽名で呼ばれていた。 数少ない教え子であるエキ…

月代夏(つきがわり なつ)は、“普通”だった。 その日も、変わらない日常を過ごしていたはずだったのに──そんな“普通”を呆気なく壊したのは、天から降りてきた異な者だった。 自…

誰もが名前を知っていてる古事記。でも残念ながら読んだ人は少ないでしょう。難解な構成と山のように登場する人物はなかなか読み手に扉を開けてくれません。でもそんな日本神話もギリシャ神話…

【あらすじ】 　この国には八百万の神といって、かつてはどんなものにも神様が宿っていた。王政再開後、この国にも西洋の科学が流入して神様は姿を消した。 　……時は流れて22世紀末、祖…

鏡水月――― 水面に映る月鏡　揺れる水鏡　幻の月 儚く　映し世の鏡は消えて溶け　言霊を濡らす 今宵　静寂の玉響　追憶を食む――― 開かずの幣殿で見つかった不思議な掛け軸。 そ…

　ある冬の晩、奇妙な楽園の夢を見た明人の手のひらに、【６】と不気味な数字が張りついた。普通の人間には見えず、洗っても消えないその数字は、なんと余命の日数を示すカウントダウンである…

　陰陽師の家系としての千二百年以上の歴史を持つ氷狼神社、そこには古来脈々と継承されてきた舞と太刀と言付があった。 　氷狼神社の後継として生まれた主人公の少年は、社に代々伝えられて…

青年が見た光とは。

魔術と、異能と、怪異が存在する世界。 たった三人の第三魔導試験小隊は〈終わりを呼ぶ怪異〉を追って、とある地方都市へと潜入任務を開始する。そこは宗教的な理由により、異能が特別視され…

　蝉の合唱がうるさい季節、成人して美大に通いながら陰陽家業に勤しむ京極　八手（きょうごく　やつで）は、ある人物からの頼み事を解決しようと頭を悩ましていた。 　しかし、情けないこ…

「〈悲哀の子〉を探してください。 　そして、その子をどうか救ってほしいのです」 ヒイロは無垢な少女の姿をした神様。澤口夜高は自らの願いを叶えるため、神の信徒として十日間の『時間』…

影の宮が打倒されて日の宮の支配する地となった中の国は、解き放たれた妖による禍に悩まされていた。日の宮の力は守りにある。妖の本質を見抜き、それを封じる力だ。しかし、それをしても妖を…

昔作ったDream of a CradleのGAME内で読むことが出来る外伝。 ※ゲーム本編とは関係のない内容になっています。 気軽にお読みいただければ幸いです。 この作…

文明の光に照らされた現代日本。 しかしその裏側には、世界を脅かすおぞましき邪神やその眷属が潜んでいた。 祖父の遺産である超科学兵器、パワードスーツ・黎明を受け継いだ高校生、御堂暁…