「施設」を含む小説

心理調律士を生業とする私は、ある日国家機関から依頼を受けた。約束した場所に行くと、施設の奥深くに案内され、そこで少女と話をすることになる。そしてその少女には、途方もない秘密が隠さ…

2035年。世界中に異界へと繋がるゲートの先でモンスターと戦うハンターの存在が当たり前になった世界。 小柄で地味、戦闘好きで刃物、特に刀を用いた近接戦闘に秀でた少年かつ主人公の…

落ちた先で俺が恋に落ちたのは、犬に似た半裸の女性だった。 わたしは、あなたのリトリィです――いつまでも、おそばに。 　異世界に落ちた２級建築士「村田誠作」。瀕死の彼を柔肌のぬくも…

高校生の瑠奈は三歳のとき児童養護施設の前に置き去りにされた。瑠奈は両親に会いたいと願っていた。そんなとき、よく当たる占い師の噂を聞いて――。 小説講座の課題で作った小説です。結…

小笠原諸島に浮かぶ風光明媚なサンゴ礁の島「大戸島」。その観光課で働く三島笑子は、祖母の須磨子とともに暮らしている。同僚の蛭子修二は笑子の幼なじみで、昔から密かに笑子のことが好きだ…

日本のトイレは世界一

　中学生の三鷹珠恵は、伯父の行方教授が行う学生参加の実験を見学させてもらうことになり、その会場となる大学施設のクラブハウスを訪れる。不穏な空気なぞ微塵も感じられなかったのだが、夕…

最近話題のドラマ「不適切にも程がある」を視聴して、福祉の現場で起こりがちなハラスメントと、それに対する僕の考えをまとめた。 セクハラ、パワハラ、モラハラ。一般社会で起こることは、…

男爵夫人エーリシャはある朝目覚めたら、まだ子爵令嬢だった頃の自分に戻っていた。 そう、まだ友人三人がそれぞれ幸せだった時代に。 自分の記憶の中では、友人二人、侯爵令嬢スノウリー…

20xx年の日本では15歳の高校入学のタイミングで一斉に試験を受け、その後の自身の人生が決められるという『クロノカルマ法』が制定・施行された。 試験結果でクロノカルマという本が配…

ーほんの小さな戦いの火種は次第に大きくなり、いつかは灰すら燃やし尽くす。 現代より少し先の未来にて、とある小さな戦いの果てに世界が崩壊を迎えた。 多数の死者の嘆き、怒号、そし…

小生はウラニウム濃縮という人類の最先端を走る研究者であり観測者、予測者にして結果を受け入れる者。本日も巨悪と仲間たちが愉快に殺しあう放射性物質研究施設にて労働にいそしんでやろうと…

　1916年、大正5年生まれのつむぎ婆が見てきた怖い話、不思議な話。どこかの老人施設で語られた。つむぎ婆は思いついたまましゃべる。そのため年代順ではない。

この小説シリーズはpixivから転載されたものです。 ・注意 ※自然災害（海底地震）の描写があります。苦手な方はご注意ください。 ・あらすじ 多種多様な生物が暮らす暖かい…

僕には小人が見える。 彼らは学校に、畑に、庭に、いろんなところにいるようだけど、僕がよく見かけるのは音楽室。彼らはいつも楽しそうに笑いながら、僕らの奏でる音に合わせてとんだりはね…

　能登地震以後の土日に金沢を旅してきました。 　北陸新幹線延伸がそろそろですが、そのタイミングでも客足が増えると思いますので、早めに行くと良いかもしれません。 　これは作者の忌…

　私は四十代に転職した先に職場適応できず、悩んだ末に精神科受診をしました。 　そこから、私の持っていた発達障害ＡＤＨＤが発覚、転職を繰り返す中たどり着いた先はＢ型就労支援施設でし…

ある日、婦人はきれいな水色のパーカーを手に入れた。 カジュアルすぎず品があり、 とても素敵な一着だった…

これは現実とは違う別の日本。 日本は生物兵器、総称クリーチャーを極秘に開発していた。 研究施設は実験の失敗で生みだされたクリーチャーに破壊される。 政府は特殊殲滅部隊サーバントを…

退屈な日常を嫌う高校一年生、ミチル。同じような毎日に飽き飽きしていた彼は、そんな毎日を穿つ非日常を求めていた。ある日、同じ高校一年生であるナダラと出会い、二人で一緒に非日常を探す…