「あると こんな」を含む小説

綿アメみたいな雲。 トクトク注がれる牛乳。 まるまる太った白の毛糸玉。 ビー玉から溢れる光。 それと、立花くん。 私は真っ白で汚したくなる貴方に合わなかったらどんな人生を送っ…

男とは、女とは何か。ジェンダーとセクシャリティに関心のある私、性転換が手術なしでできる。こんな奇妙な世界を考えてみました。

「これから死ぬってのに辛気臭い顔は無しだ！死は人生最後の晴れ舞台なんだからな！」 1912年。北海道のとある小さな村にて悲劇が起こった──── 日を追うごとに無惨な死を遂げ…

とある平凡な夫婦がささやかな問題に出会い、真摯に考える。例えば貧や人間の弱点について。 どんな非常識な物語よりもおかしなこの時代に、大切な人と寄り添って生きる。ただそれだけの当た…

死因は分からんけど、なんかされて死んだのは覚えてる。死因はわからんけど。 むにゃむにゃ、起きてみたらあら不思議。でっかい美女が俺を抱えてたよ。やったね（白目）。 ………なにこれ？…

平等院 椋人は完璧な幼馴染だ。一方の若宮 柚瑠は不器用な人見知り。幼馴染の椋人に劣等感を感じていた柚瑠であったが、「放課後、話したいことがあるんだ」と椋人から声をかけられる。 ※…

　題名は「エル・エスタファドール」と読みます（※スペイン語で「詐欺師」の意）。 　ある「うそつき」がお題の短編コンテスト応募作として書いたもの 　…にして、〝エルピラ・サイクル…

旅は道連れ、世は情け。 これは現実逃避をしていた頃の私と、十人十色な列車の乗客の話だ。 所々うろ覚えだったり、脚色されてはいるが、まあ、概ねこの通りの会話だったはず。 こん…

『色』 それはとても身近な存在でありながら、特別に考えることはないもの。「赤信号は止まれ」は何故決まったのか？こんな単純な疑問を持てるのも、身近な存在に『色』があるからだ。…

僕──クロウル・シルベスタは、冒険者ギルドのサポーター組合制度に登録したＣ級冒険者。 今は、S級クラン「紅龍の牙」の臨時サポーター要員。 呼び名はどん亀、または亀ちゃん。 使える…

亜沙子の三十年ぶりの帰郷である。北の小さな田舎町を逃げるようにして離れ、煌びやかな都会の底辺で暮らす亜沙子であったが、ある日故郷から一枚の葉書を受け取り、帰郷する決心をしたのだっ…

田舎にある実家を出てひとり暮らしをするため、あたしは部屋探しをはじめた。都心部にある好立地で賃貸料が格段に安いワンルーム・マンションを借りる唯一の条件──それは、ダークエルフのメ…

ヴィオノ・オビエは止まってしまったこの時が好きだった。彼女がこの王宮図書館である【マロニエ・コマン】の司書として勤め始め、いったいどれほどの時間が経ったのか。その答えをヴィオノ自…

俺には妹がいる。そいつは、ツンデレでかわいい部分もあるけど、俺に以上に構ってくるから毎日振り回されてる。そんなやつに構っていたら、俺の周りには自然とかわいい女の子たちが…。そんな…

ウィンクス・アルステン・アルデロモリアは、多くの人に復讐しようとし、少数の人と友達になる若いティーンエイジャーです。 彼には彼なりの理由と目標がある。 そして、恐怖心を煽るよう…

それなりの名家である楪家の二女である深雪は、産まれてすぐに、座敷牢に閉じ込められることになった。理由は、凶兆の証とも言われる、狐の耳を持つ”狐憑き”であるから。 家族からは疎ま…

最弱の少年アスラ 魔力が少なく魔法をまともに発動できない そんな少年が強くなり他の人たちをギャフンと言わせる物語

この物語は3割シリアス、7割ギャグの連続短編。 ＊主人公メタ発言あるかもですw 今生きている世界に意味なんて無いと自殺を決意した。 しかしなんらかのミスで異世界に転生してしまう…

pixivでも公開しておりましたが、こちらでもアップいたします。 あらすじ（結末まですべて書いてますのでネタバレが嫌な人は読まないでください） 　人類激減後の時代、全寮制の学…

｢現実と向き合うための力をあの幽霊にも与えられるようにって思ったんだっ･･････。　｣ ｢所詮霊は霊だろ?　どんなことがあろうが生きてる人間にちょっかい出したら、その時点でア…