あえて読者がジレンマを感じるようによく考えて作られていますね。
パレートの法則というビジネス書なんかを読むと出てくる知識やとある検査用の質問等、作者が意図を持って執筆しているのが伝わった。 だからこそ最後の四択にトロッコ問題のようなストレスが良い意味で生まれているのだと思う。
この作品は短編ですが主人公の思考ロジックにツイ興味を持たされてしまいます。また、話の長さも速い人だと10分程度で読み終えるであろう長さで丁度良い。物語はささやかに暮らす夫婦の日常の中で起きたとある出来事をキッカケに進展していきます。そして、何より夫婦の会話の中に出てくるクイズの内容が色々な意味で面白い!!他の読者の皆さんにも宮村さんのクイズの答えを是非考えてみて欲しいです!!
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