「冬 ファンタジー」を含む小説

～「まならい」のあらすじ～ 西暦2032年。 第三次世界大戦終戦から八年が経った日本。 今もなお、危険な未確認疑似生物兵器【ウミック】の破壊活動が魔術道具（魔具）を使った魔術で行…

ある朝、自転車で遅刻ギリギリの橋を渡る僕。前を走る女の子が目の前で手袋を落とした。拾い上げ声をかけると、そこには見たことの無いようなほど可愛い彼女が。次の日もその次の日も二人は橋…

『良縁を結び、悪縁を断ち切ります。』 帝事務所の仕事は、人間関係を工作すること。 所員である吉岡冬色(よしおかとしき)は、依頼のメールを受け、依頼人を訪ねる。

冬は鍋ですね。 吉弘さんと美知さんのご家庭の晩御飯は鶏鍋です。 ★コレクション：ファンタジー ★世界：ファンタジー：魔法と物理が共存する『Physicis et magicae』

　その男の物語は十三歳の冬に、安寧の日々との決別から始まった。 　なんの前触れもなく起きた、49人編成の隣国の騎士団による故郷の急襲。その男はまだ体の弱い小さな少年だったにも関わ…

久しぶりの短編です。何ならカクヨムで小説を書くのも久しぶりな気がします。 3年前ほどに執筆した「ある雨の日の僕が見た一コマ」みたいな話を書きたいなぁと思い、それをこの寒波に委ねて…

『存在しない原作の二次創作アンソロジー「虚景」』に寄稿した短編小説です。 本作は「天明の階 -Infinite annulus-」という存在しない原作の架空の二次創作として書かれ…

異界と繋がる館に響いた列車の音。調査の為に向かった冬の魔術師・ウィルとカナリアは、列車が走る草原の世界に閉じ込められてしまう。襲撃を受けた列車を救ったウィルは、やがて竜の秘宝を巡…

第三王女が殺された。その冤罪によって処刑された中年の男、ジジ=アルデベロン。次に彼が目を覚ますと、処刑台から遠く離れた場所にある、見慣れた館のベッドの上だった。真夏だったはずの季…

この世界の魔法には、いくつもの制約がある。 例えば1つ。魔法は、その魔法を使う者自身にかけることはできない。 よって、魔法使いは、自身を防御魔法で守ることができない。 そして2つ…

自然の世界は厳しい。 小さすぎて生き残れない、そう判断した雛は巣から落とす鳥がいる。 ほかの子孫を残すための習性だ。 そうして落とされた鳥は、終わると思っていた世界で、世界を救…

雪の降る、冬の浜に上がった女の水死体。彼女は全裸であり、顔は潰されていた。 身元不明。手掛かりとなるのは、彼女の手に握られていた小さなボタンだけだった。 警察庁特別捜査官の久我総…

「好きな季節は？」日本人が人生で一度は聞かれたであろうこの質問。これに対する四つの答えの内、断トツで人気のない季節…それが冬である。 　年の暮れ、異世界に召喚された男、総司（そ…

中学三年生の冬。天才囲碁棋士として名をはせた紫桜は、父の病気の為に転校する。 その学校にいたのは、徐福の子孫にして、二千年に渡って神と碁を打ち続ける一族の末裔、亘・生市だった。

（誰の心にもある懐かしい物語を） ＊＊＊2023.1.1〜 ショートサイズを用意致しました 風味は同じなのでお好みで是非 https://kakuyomu.jp/works/…

常冬の国のとある町髄一のホテルの跡取り息子、アレクセイは堅物仏頂面で有名だ。次期支配人として受付業務補佐をする彼は、季節外れのオフシーズンに珍しい他国の女性客の予約を受ける。シン…

異世界転生などがない、シンプルな現代ファンタジーです。 でもね、時代屋時計店からは始まりの国へ行くことができるのです。 始まりの国ってなんだろう？ どうか読んでみて下さい。 …

その冬の日の朝、俺は海を睨んでいた。俺が実に馬鹿馬鹿しいことをいい出したからだ。 ★コレクション： ファンタジー・現代ファンタジー集 ★コレクション：現代神津の愉快な人びと ★…

これは、カクヨムコン８に応募している和風平安ファンタジー「錦濤宮物語　女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」を、登場人物の近衛大将・佳卓が紹介している文章です。https://ka…

ある寒い寒い、冬の夜。 お母さんと、お鍋を作る約束をしていた女の子。 けれどお母さんは帰ってきません。 女の子は、一人でお鍋を作ることにしました。