「人外×人外」を含む小説

俺は普通の高校教師、瀬名浩一。 向こうの気分で異世界に呼び出され、面倒ごとを押し付けられ、でもまあ身体は守護神だから解決はできるんだけど、その間入れ替わっていた守護神が新しい女を…

夏休みも終わり間近の小学生、ゆうたは首が折れた狐の像を見つける。首と胴をタオルで巻いてくっつけると誰もいないはずの後ろから「坊や」と声をかけられる。

　国際テロ組織「依頼屋」最年少幹部、マスター・ハーベルグは遺跡調査の最中、ふとした拍子に異世界へ転移してしまった。 　見知らぬ異世界で出会ったのは人間に追われる身となった魔王の娘…

　自殺男がひとり。カイは球の内側の世界で、中心に太陽が暗く輝く世界へ――文字どおりの地獄へと落ちたものの、そこはパープルガジェットというマシンが世界の半分を動かすサイバーパンクで…

月詠かぐや。この地域の高校で一番の美少女であり、何でもできる完璧な美少女。ただし、どこかポンコツと、モテる要素満載の少女には幼馴染がいる。此ノ花咲夜は、その幼馴染であり、ヒロイン…

異形村。 そこはまことしやかに存在が囁かれた村。 さて、今日もまた一つ。 この村に歩み寄る、足音が聞こえてきますーー 獣耳、人魚だった何か、占い師、そして見たことも聞いたこと…

小指の長さくらいしかなかった小さなトカゲの「チビ」が、ある日、巨大な竜に大変身。鋭い爪のある前脚にガッチリと捕獲され、私を相棒にすると言い、鋭い牙だらけの口の中に半身を咥えられる…

現代日本の片田舎、七五三で氏神様にお参りするため観魂神社へと向かう少女・鈴鹿千歳と両親は神社のある山に到着した。 麓で車を停め、先に母と千歳の二人で神社までの石階段を登っていく。…

20時更新 行方不明になった親戚の謎を追って大陸に渡った“私” そこで彼女が出会ったのはこの世のものとは思えないほど美しい青年・緋紅だった。 ※パニック障害の描写があります。

社会人４年目の岩田果奈は、淡々とした態度と仕事ぶりから『無愛想クイーン』の呼び名を賜っている。 その表情が緩むのは、趣味の料理と美味しいものの前でだけ……のはずだった。 日課の…

　長年往来を禁じられた夜明けの領域に、半神半獣人の青年フェンリルと半獣人の少女シルヴィアは神器ルーポ・ルーナを求め訪れる。 　そこで出会った謎の男キリヤ・フェンリスヴォルフはフェ…

　アリスは言った。 「他人に訊くことじゃねえだろ」 　アリスは言った。 「かわいそうに……わたくしだけがあなたを救ってあげられる」 　アリスは言った。 「だがそれも、きみの『…

少年が目を覚ます。 そこに広がるのは超高難易度のダンジョン。 意味不明な状況。 立ちふさがる凶悪なモンスター。 理不尽な死。 数多の屍の山を積み重ねながら、少年はそれでも前に進ん…

伯爵家の長女として生まれたにもかかわらず、誰にも優しくされず義母と義妹に虐げられてきたクローディア。 心の色が見えてしまう彼女は、人間不信になっていった。 令嬢と扱われずメイドと…

ある日突然、ぼくらをテイムしていた主人、シキが死んだ。 ずっと一緒だと思っていたのに、ぼくらを残していなくなってしまった。 それもただの死に方じゃない。 誰かに殺されてしまったの…

　仕事が終わって帰路についていたわたし。雷にあたって死んじゃった。気が付いたら巨木だらけの森の中だし、背中から羽が生えてるし・・・ 　異世界の森で雷の妖精として、他の妖精達と一…

犯罪組織カリウドの下っ端、影虎。 彼はある日ドッペルゲンガーに全てを乗っ取られる。 ドッペルゲンガーはカリウドへの潜入捜査官であり、人の心を持たない怪物であった。 どんな苦痛の日…

　あさおん＝朝になったら女の子になっていた。 　前触れもなく同時多発的に起きた人体変異現象を皮切りに、世界全体が突如として数々の異変に見舞われる。巨大生物の出現、謎のロボットの…

――メハ暦1000年、人類は危機に陥っていた。何処からともなく現れる化け物共によって。 多くの者が滅んだ。多くの者が飢えた。多くの者が、希望した。救いの手を。例えそれが悪魔の手で…

これは、全てが人体によって造られた虚構ノ世界「亜球」で暮らす者達が遺した物語。 「亜球」で暮らす青年「旅人」は、気まぐれに「フタワ」と言う肉機械と出会った。 しかし、その出会…