「ただわたしだけが」を含む小説

中3で大阪の中学へ転校。初日、あいさつしながら、自分もみんなと大阪弁でしゃべれるの、いつかな～って思た。自己紹介しながら、心の中では初の大阪弁。大阪やから。

死にたいという漠然とした感情を抱えて生きている女性、十束來海(とつかくるみ)は、ある日、自らを天使と名乗る少女・十愛(とあ)と出会う。

私の日々を書いていく。

とある貴族に生まれた「わたし」は生まれた時から目が見えず、足も動かず、言葉も話せなかった。そんなわたしのそばでずっと手を握ってくれたのは一人の「従者」だった。従者はわたしを治すた…

ずっとあなたの傍に居た、わたしだから知る事ができた、あなたの事。 一話完結の短編です。

※作者的にはホラーを書いたつもりです。 ※他サイトに投稿したものに加筆したものです。 　夜のお墓で知らない人たちと線香花火をする。 　それがわたしの参加したイベントの内容。 　…

娘には一人で帰って来るようにＬＩＮＥする 溜め息をついて机を見ると、雑誌があって…… どこにでもありそうな日常のワンシーン ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ 柴…

感情が欠落しているわたしは性行為をお金で売っている。咎められる筋合いはどこにもない。

推し活の始まりなんて些細なことで、でもそれが人生を大きく変えるということを知った女の物語です。

妻から夫に向けた、届くことを願う手紙。

十六夜 水明様の企画「〖5,000字で募集〗中秋の名月ってお題に良くないですか？」に参加させていただきたく、「満月」「中秋の名月」で書きました。わたしの住んでいるところでは今年は…

病気を苦に自殺したのに、待っていたのは異世界でした。――竜になって。 芦月依澄（あしづき　いずみ）は、異世界で竜として生まれ変わってしまった。竜生を謳歌しようとしたのも束の間、…

　冒険者である俺、ユーリ・クローターはある日ダンジョンで魔剣を見つけた。 　その魔剣は持ち主に強力な力を与え、一たび振るえば魔物だろうが魔王軍幹部だろうが簡単に倒すことができる。…

薄く明るく薄く暗い時間 わたしは窓の外を眺める 声が聞えた気がした「ただいま」 ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ

たまに乗り過ごしそうになる。 ……乗り過ごしたらどこの沿線に乗ってどこを目指せばいいのかわからない。 それでもなんとか電光掲示板で、毎日人生の指標を得ている。 乗り物恐怖症のわた…

大阪に行ったことがない。 ユニバーサルスタジオジャパンに行ったこともない。 いつか、新幹線で、誰かと行けるのを待っている。 一人では心細くて行けない。

完結しました！ エルシィ・サックスは聖女ではなかった。 生まれながらに胸元に聖痕があったとされ、四歳で親元を離されたエルシィ。ただの痣であると訴えても、いつの間にか…

　夜の河岸。 　わたしは不意に目覚めて、自分が、白面の美男子――水もしたたる良いイケメンの腕に抱きしめられていることに気づいた。彼が羽織っている上着は、浅黄色のダンダラ羽織。まさ…

リリーは唐突に思い出した。魔法が使えず、役立たずと見捨てられ、虐げられていた彼女が、前世大魔女と呼ばれていたことを。 前世で十分生きたし未練も特にないけれど、せっかく新しい人生…

異世界転生で悪役令嬢になっちゃってさあ大変！ 全員転生者、繰り返される同じ1日、しかも殺人鬼がいてみんなの息はばらばら！ カミサマを満足させる芝居をしないと元の世界に帰れな…