「怪談・ホラー」を含む小説

筆者は、ストーリーのしっかりした夢を見ます。 この物語も、実際に夢で見たお話。 読み終わったあと、また最初から読むとまた違った楽しみ方ができるかもしれません。 　＊ 祖父の…

KACお題「スマホ」に向けて書きました。趣味全開で書いた、実話怪談風創作怪談です。

古墳と古戦場の上にある学校での体験談で、半分は実話。 ホラーは苦手で見ないし読まない書かないし、ミステリーは難しいので書かない……なので、初挑戦です。 KAC20214参加の書き…

　疎遠になっていた友人から、久しぶりに届いた連絡。 　なんでも、新しくできた彼女を紹介したいのだという。 　喫茶店で待ち合わせすると、そこには古くから知っているはずの、友人の…

レイジ・チャレンジ。 Aの話では、とある動画サイトで選ばれた１００人のみが参加できるゲームらしい。毎日、夜１１時半に出された指示を０時までに動画で配信すれば、その日はクリア。指示…

圭太は雑木林で真っ白な蜘蛛を捕まえた。 翌朝になると…… ※虫が出てきます。苦手な人はご注意ください。

　まさかあんなことになるなんて、俺は思わなかったんだよ。 　もう許してくれ。

KAC20214参加作品。 テーマは『ホラーorミステリー』です。私はホラーで書かせてもらいます。 この話は、実際に私がまだ子供の頃の話です。 少し脚色した場面はありますが、実…

十人十色、人の考えも、悪意の形も。 （第二回：綾波賞 【特別応援賞】受賞作品です）

中学生になった「僕」に初めての友達ができた。 だけどある日を境にその友達が学校に来なくなってしまう。 それは他でもない、僕のせいだった。 何とか友達を助けたいと願った僕は、夢の中…

KAC2021で｢ホラー｣がテーマになったので、今まで温めていた百物語シリーズを解き放っていきます。目指せ百話超え。 百物語風なので、話は基本的に語り口調で進みます。

この話を聞いた者は、同じ話を十人に伝えなければならない。 それは、よくある不幸の手紙系の怪談だった。別に、誰にも言わなかったところで本当にどうにかなるなんて思っちゃいない。だけど…

明るく人当たりも良いと評判の女性がいる。 彼女の名前はKとしようか。 この話の始まりはどこだったのだろうか。 ただ、私は彼女の内面が崩れていくのに気づかなかった。 ただ一つ言え…

　複数の胡人（北方騎馬民族）が中華に進出し覇を競った五胡十六国時代の事。 　漢人至上主義の下に起こった胡人大虐殺により、数十万人が殺され、その遺体は荒野に打ち捨てられた。 　そ…

古い電子データの中から怪談話を見つけた人々は、その話を元に百物語を開催する。 しかし23世紀の人々には、昔の怪談の怖さがよくわからないようで……？ KAC20214参加作品

忘れ物をしたのですが

これは知り合いの妹さんと、そのおじいさんのお話。 生まれつき霊媒体質だった妹さんは、同じ体質のおじいさんによく相談をしていたそうな。そのときのアドバイスが少し変わっていて、「髪を…

祈ったことはありませんか？　『お願いします』と心の中で。頼む、お願いだ、誰か、誰か。そんな思いを抱いたことはないでしょうか？　その願いは残さず聞いてくれていますよ。あなたが思い描…

俺は占い師の千堂だ。そこそこ当たることで有名だな。あくまでそこそこであって、大きくは当たらない。 だって、占う力なんてなくて、ただの直観で抽象的なことを言っているだけだし。 …

街の電柱の影から 帰り道の足音、 時期外れの神社、 見知った筈のベットの下まで なんとなく不安になるような 違和感を感じるような作品を 色々書いてみました。 最近は吐露するようで…