「蟲」を含む小説

今から15年前、突如として現れた巨大化した『蟲』。 その蟲から日本の食を守るために戦う農業甲校たちの生きざまである。 彼等に人権などない。

　大陸の覇者たる金獅子の帝国に、若く梟猛な皇帝がいた。 　かの若獅子がその気になれば、ひと口で噛み砕かれてしまいそうなほど小さな蝶の王国は、王女を皇妃として差し出すことで帝国の牙…

アリを潰すタカシ。チョウを助けるコウタ。虫を大量に捕まえるトモヤ。虫の音に苦しむナオト。 人と虫の掌編小説です。 残酷描写というほどのものではありませんが、一応残酷描写のセルフ…

2020.11.18　完結！（シリーズ化未定のため「完結」扱い） ＜あらすじ＞ 四都暦一九四一年、四月。帝都・蟲皇の軍隊――八色蟲隊の入隊式。 その入隊式に、親友と共に新米衛…

登場人物 ghn…蟲屋の店長 いつもはちゃめちゃなことをしてrgsに迷惑をかける rgs…ghnの後輩、ghnが起こすトラブルをやれやれいいながらも解決する ってな感じのやつです…

「お前のジョブは『蟲使い』だ」 ジョブ。それは魂の形。その宣告により、人生が決まると言っても過言ではない存在。 戦う事も魔法を使う事もできない役立たずのジョブを宣言されたエリッ…

暑さの続く夏。夏は虫が活発になる季節。そんな虫にまつわる、背筋の凍る物語をどうぞ。

母に連れられてやってきた墓には、虫が埋まっているという。 その虫は、なんだ？

　ユグドラシル歴2305年。 　魔人国ユグドラスは蟲型の殺戮兵器『機鋼蟲』を操り各地を陥落させ、世界の四割をその制圧下に墜とした。各国は機鋼蟲を前に為す術もなく、魔法使いが扱う汎…

そこは魔道が重きをなす世界…… 砂漠の奇跡と言われた、魔国ガルフバーン。ムーナクト湖に面する王都モスタディアには古から語り伝えられた秘密があった。 ある目的のため、砂漠に建つ魔…

僕の大切な大切な彼女は、降り続く大雨の中、物言わぬ死体となって転がっていた。 「青春に蝕まれる」 新感覚の純文学風反青春ファンタジー。

　次力(ヴィータ)と呼ばれる高次元エネルギーが人々の暮らしを支える世界。 　天高くそびえる巨大な樹木【天豆智(アマツチ)】は遥か遠くのとなりに位置する情報世界【次空間(ネスト)…

【6/16～21　短期集中連載！】 大いなる龍と、海洋放浪民セムタムの暮らす海の星アルマナイマより、久々の通信です。 今回の物語の主役は海龍の寄生蟲取り＜龍蟲払＞を生業とする女性…

　読者で考える新型コロナウイルスとの共存　参加作品です。 　主人公のグレゴール・ザムザがある日突然蟲になってしまう、カフカの変身を紹介しています。

　セイは代々皇室付護衛官の出自である。 　護衛官といっても呪術師であり、「身代わり人形」を用いて皇室の方々の病気や怪我を移したり、呪詛を移したりするのが仕事だ。 　偶にかけられ…

蟲神ベスワクを崇拝する寺院に暮らす少年僧、レコノン・エヘルシャンは、今しがた目撃した光景が信じれられなかった。誰からも尊敬されている師匠、キッヘ師の秘密を目撃してしまったのだ。そ…

　由梨枝はゲーム中に寝入ってしまい、気が付いたらそこは自身を頂点とするコロニーが現実化した巣の中であった。やっていたゲームはどうしたのかよりも、一緒にログインしていた兄の行方が気…

蛹にもなれない、変態。

はるか未来、進化から取り残された人類は、動物型に進化した樹木「獣木」と巨大な「蟲」に怯えながら、森に囲まれた狭い村で細々と生き延びていた。 そんなとき、少年ナルセは森の中で見知ら…